しばらく空き家にしていたので、回りの雑木林や
裏庭にまで竹が侵入してきました。
その竹を、はじめは片っ端から切って焚き火にしました。
焚き火の後の炭火で、魚を焼いたり焼き芋をしたり、
焚き火用の窯も作り、そのときはその時で楽しかったです。
でもだんだん、燃やすだけではもったいないと思うようになり
竹炭を作ることにしました。
ストーブで燃やせれば一番良かったんですが、
竹は弾けるし、燃えるのが早いし、それより何より、
煤がスゴイです。部屋がすすけるし、煙突掃除が大変、
それで、炭焼き窯を作り、竹炭を作ることにしたワケです、
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孟宗は弾きはじきてよく燃ゆる焚き火はまこと頬を熱くす
今月もこの家に来て炭を焼く窯を包みて炭焼く煙
来るたびにめくるカレンダー今月は紅葉の山に白雲の浮く
渡り来る鳥を棲まはせこの山に静かなりけり椎の木楠の木
思ひの外長き時間を燃えてゐる椎の朽木は薪ストーブに
薪小屋に薪を積み上げなにかしら奢りのごとき秋の夕暮れ