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オリンパスカメラの終焉?

2020-06-30 | カメラ・写真
 医療機器大手のオリンパスは24日、伝統ある映像事業(デジタルカメラ、ICレコーダー、双眼鏡など)を売却すると発表した。黒字化を見込める事業構造にした上で分社化し、日本産業パートナーズが管理・運営するファンドへ年末までに全株式を譲渡する。映像事業の従業員は海外を中心に4270人おり、分社化前に大胆な人員整理がありそうだ。両社で意向確認書を締結したばかりで、現時点では売却額は明らかにされていない。
 オリンパスの映像事業は1936年に写真レンズ「ズイコー」を用いた写真機の製造販売を開始して以来、PENシリーズ、OM-Dシリーズなど人気のフイルムカメラ、デジカメなどを取り扱ってきた。
 2000年代には連結売上高の約半分を占めたが、スマートフォン搭載カメラの登場・進化などで、年々事業環境が悪化。生産拠点再編やコスト構造見直しなど相次いで収益改善策は打ったものの、わずかに黒字だった1期を除いて11年3月期から赤字続きだった。改善結果が見込まれ、新製品も投入する20年3月期の下半期は「ブレークイーブンまたは黒字の予定」(同社首脳)と強気だったが、コロナショックもあってやはり赤字(通期ではマイナス104億円)に終わり、いよいよ売却を決断したようだ。
(by ダイヤモンド編集部 土本匡孝)



親父から譲り受けたフィルムカメラのPENやPEN-F時代から愛用してきた私にはとてもショックなニュースだった。



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