「杉勇」杉勇蕨岡酒造場

先日「喜祐」の女将に聞いて、尾張旭へ足を運んだのだが、着いてみればとても大きな倉庫。どうやら問屋のようだ。
事務所を覗いて、取引先の酒店を紹介してもらおうとしたところ、個人にも譲っていただけるとのことで、一本お願いした。
「卸売り価格なので内緒に」と言われ、ここでその値段は明かせないが、ともかく安い山形の純米酒。



美山錦100％、精米歩合60％という内容を考えれば、本当にお値打ち。



日本酒度は+2だから、好みの辛口というわけではないが、その口当たりはやわらかく、日本酒らしい旨みを感じる。
香りは穏やかなものだが、燗をつければ、さらにふっくらとしたイメージになり、五臓六腑に優しく滲みていく。



財布に優しく、家呑みには最適な酒だと思う。これじゃあ、ますます酒量が増えそうだ（笑）

「手打ちそば 龍田（たつた）」千種区

近くに新しい蕎麦屋がオープンしたとの情報を得て、早速行ってみることにした。


愛知銀行横のコインパーキングに車を停め、道を渡って店へ向かう。外観は然程新しそうには見えない。
店内は、カウンター6席、それに4人掛けの小さ目のテーブルが3卓と、いたって小ぢんまりとしたもの。



BGMは、ダースベイダーのヘルメットのようなスピーカーから、ボサノバが流れている。在り来たりのJAZZでないところが嬉しい。

　さて、注文は私がざるそば大盛り1050円、

　ツレは、たぬきぶっかけそば850円とした。


目前の麺打ち場をガラス越しに見ながら、暫く音楽を楽しんでいると、ざるそばから登場。


　一目で太いと判断。

まずは蕎麦だけを食してみるが、期待した十割らしい風味は感じられず、コシもなく、好みものとは違ったようだ。
また、蕎麦切りもかなり不揃いの様子。ツユも既製品のような味で、蕎麦湯を注しても節が花開くようなこともなかった。





天かす・海苔・鰹節・かいわれ・ネギが載った冷したぬきそばの方が、どちらかといえば正解だったかもしれない。



ただし某有名蕎麦グループのように画一的でないところに可能性を感じ、より一層の精進を願うものである。

手打ちそば 龍田 （そば（蕎麦） / 自由ケ丘駅）
昼総合点★★★☆☆ 3.0

「若鯱家 清明山店 」千種区5th

味噌煮込みうどんとカレーうどんなら、どちらかと言えば味噌煮込み派の私だが、たまにはカレーも食したくなる。


暖簾を潜り店内を眺めると、長いカウンターの奥の方に空きがあったので、待つことなく席に着くことができた。
ちょうど昼飯時だというのに、これはラッキー。冷カレー700円の中（150円UP）とライスの小150円を早速注文した。


どんどんオーダーを捌いていく大将の仕事ぶりを見ながら、待つこと暫し。お待ち兼ねの登場だ。



和風出汁が効いたスープが、やっぱり旨い！コシには期待できないが、もちもちとした太目のうどんもいける。





ここのご飯はふっくらとして、それだけでもとても美味しいのだが、今日は常連の真似をして残ったスープに投入してみることに。

もちろん完食したが、中盛り＋ライスと欲張った所為もあって、もう腹いっぱい。これで1000円justは高いような安いような（笑）

若鯱家 清明山店 （うどん / 砂田橋駅）
昼総合点★★★☆☆ 3.5

ところで、「かとう」のカレーうどんも一度は食べてみなきゃいけないな！！！

「きしや （喜しや）」千種区 3rd

途中一度友人とライブの前に寄ったことはあるが、ブログに取り上げるのは実に4年ぶり。当然食べログ未投稿の店だ。


まずは生ビール（中）500円を二つ注文し、メニューに目を通す。　


巻頭に書かれた牛すじ煮込み650円、次いで日替わりサラダ700円、ツレは薩摩若軍鶏（塩焼き）1100円を注文した。
和風に設えられた店内には、カウンターに5席、無垢材のテーブル席は6、4、4、2で、キャパは計21席か。
BGMには女性ジャズボーカルが流れている。(曲は『LULLABY OF BIRDLAND』だから、多分クリス・コナーだろう)



牛すじ煮込みが供された。一味を少々降ってピリ辛にしていただいたが、柔らかくてイシオ～。



サラダにはいろんなキノコに混じり鶏肉が入っていたので、軍鶏を注文したことをちょっと後悔する。



軍鶏は値段の割りにボリューム感もなく、固くパサついていて、全然美味しく感じられなかった。


さて、〆はそれぞれかけラーメン（赤）650円とかけきしめん（白）650円とする。ちなみに赤は醤油、白は塩味を表している。



カツオ風味いっぱいの和風ラーメン。かけといいながらも、鶉玉子・シナチクがトッピングされていた。




きしめんは、透き通ったツユに、たっぷりのカツオ節が載って、見るからに美味しそうだ。


どちらも麺を食べているときには、とても旨いと思ったが、最後にスープを飲み干そうとすると、しょっぱく感じた。
またビールのお替りは一回だけしたが、椅子が固いのか、高さが合わない所為か、どうも私は長居ができそうもない。
「どこかで飲んだ後、〆を求めてくるのがベスト」と前回も感じていたことを、今更ながら思い出した（笑）

きしや （うどん / 池下駅、今池駅、覚王山駅）
夜総合点★★★☆☆ 3.0

ラーメン・きしめんだけなら、☆☆☆☆

「ロジカ ドッコ （Logica docco）」千種区

ツレの希望で、今日のランチはパスタ。男子たるもの、たまにはこういうのにも付き合わなければならない（笑）



以前知人と来たことがあるというその店は、昨年開店したというわりには少々くたびれた印象だから改装オープン？
入口を挟み、左右に分かれており、それぞれ4人掛けテーブル3卓＋2人掛け1卓、6人掛けテーブル1卓＋4人掛け1卓。
カウンターにも4席あるが、どうやらそこは配膳台化しているようだ。ちょうど昼時ということもあり、
家族連れや女性グループでとても混みあっており、私達は唯一空いていた2人掛けテーブルに案内された。

一応メニューは見せてもらったが、外の黒板で確認しておいたランチ1（uno)770円と3（tre)880円のミートソースを選択。
パンかコーヒーを選ぶことができたので、コーヒーをお願いし、代わりに大盛り100円UPでオーダーとした。

シェフが一人厨房で孤軍奮闘、ギャルソンは一人で注文を取り、皿を運んだり下げたりとこちらも大変そうだ。


　普通に美味しいコンソメスープを飲みながら料理を待つ。



次に供されたサラダも新鮮で、何よりドレッシングの味が気に入った。



ツレが注文した定番ミートソースもなかなかのもの。



愛知長ねぎとムキアサリのアンチョビパスタは、ペペロンチーニ風でとても美味しかった。麺の太さも茹で加減も好み。



古いロック（ブラック・マジック・ウーマンなど）を聴きながら、たっぷりのコーヒーをいただく。
待っている客が気になったので、ゆっくり寛ぐとはいかなかったが、コスパは抜群、人気の理由が垣間見られた。




年中無休で長時間、元気一杯・愛想よく頑張っている二人の様子を見ていると応援したくなってしまう。
次は正月三が日、おせちや雑煮に飽きて、酔っ払っていなきゃまた来てみるかな。本当にやってるの？

ロジカ ドッコ （イタリアン / 今池駅、池下駅、大曽根駅）
昼総合点★★★☆☆ 3.5

（PANA LX5で撮影）

ドームやきものワールド 2011

三年連続の入場となるが、今年も新人アーティスト展とイケヤン☆展を中心に会場を廻ってきた。












欲しいものがなかったわけではないが、今回は陶芸用品（こて・へら）のみ購入。1本100円と大変お値打ちだった。

（PANA LX5で撮影）

曽木公園

OLYMPUS PEN E-P1＋M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6　時々 +LUMIX G 20mm/F1.7


















































ちょっと遅かったのかもしれないが、今年の紅葉・黄葉は美しくないように感じる。

ツレのアルバムです。よかったら見てやってください。

「瀛客山 （えいきゃくざん）」多治見市

マイミクさんが気になっているといい、調べてみればマイレビュアーさんも訪問済み、となれば行かざるを得ない（笑）


ナビに任せ着いてみれば、窓ガラスの赤いラインが印象的な店舗兼用住宅。店の前に車を停めて、躊躇なく店内に入った。
というのも、きたな美味い店との情報だったので身構えていたのだが、思ったほどでもなかったからだ。

テーブルが5卓、カウンターに4席で、キャパは24＋α。BGMのＴＶ音声は、昭和レトロのお約束通りか。


席に着いて一応メニューは確認するも、予め決めておいた品を水を持ってきてくれた奥さんに注文した。
「チャーシューメン730円、台南ラーメン（スーパー）680円、餃子420円、それにライス（小）160円。」


然程待つことなく、台南ラーメンから順に供された。


ツレのオーダーだが、一口食べてみたところ、色あるいは赤唐辛子の様子から想像するほどの辛さはなかった。



麺が見えないほど沢山載ったチャーシューは、特に分厚いということもないが、柔らかくてなかなか旨い。
麺はちょっとヤワな感じだ。スープはチャーシューの脂が溶けている為か、個性的で匂いも少しあるようだ。
昔懐かしいタイプの中華そばということだろうが、残念ながら少々私の好みとは違っていた。ただしコスパは非常に高い。




小さめだが餡のいっぱい詰まった餃子には、ニンニクがかなり入っているようで、匂いの気になる人には、
お勧めできないが、コスパもいいので、ご飯と一緒に頼みたい。またサービスの自家製漬物（？）も嬉しい。


尚、オーソドックスな中華そば570円を食べていたら、もっと高い評価になったかもしれないので、悪しからず。

瀛客山 （ラーメン / 多治見駅）
昼総合点★★★☆☆ 3.0

その後、曽木公園にて紅葉狩り。さらに尾張旭で「杉勇」を調達し帰名。今日も結構ハードだった。

「和処 喜祐（きすけ）」千種区 3rd

よほど気に入ったのか、夕食を作りたくないか、ツレが急に行きたいと言い出したので、再訪することとなった（笑）


さて、今夜のメニューは？



とりあえず、スーパードライとポテトサラダ、それにカキフライを注文し、さらに検討する。


何だか定番になったような気がするポテトサラダだが、ボリューム一杯で旨いから止められない。



玉子好きのツレが注文した、こんにゃく玉子煮。私の好きな海老まで付いてくるとは思わなかった。




煮あなごのあぶりも柔らかく、なかなかの味で、さらに数種の付け合せが呑兵衛には嬉しい。



煮あなごに合いそうだと思い、日本酒をオーダー。ツレ用にはビールの中瓶。





初めて飲んだ山形の「杉勇・純米」だが、とても飲みやすく、日本酒らしい旨みも感じ、今度一本調達してみるかな。



熱々のカキフライはやっぱり美味しいし、野菜の素揚げを全ていただけば、かなりお腹もいっぱいになった。

友人とのミニ忘年会の予約をし、一時間程でお勘定とするも、大瓶２本を合わせG千とは、やはりリーズナブル。

和処 喜祐（きすけ） （割烹・小料理 / 池下駅、覚王山駅、今池駅）
夜総合点★★★★☆ 4.0

尚、急いで家に帰り、飲み直しながら日本シリーズを観戦したが、応援の甲斐なく惜敗。勝利の美酒とはいかなかった。

蓋付き壷と茶碗

大きさを変えて、轆轤で挽いた蓋が出来上がってきた。形は小さいほうがすっきりとしていたが、壷の口径に合わない。




蓋物は初めてのチャレンジだったこともあり、何だか不細工などんぐりのようだと思いながらも、ご愛嬌で可とする。
一方轆轤目を付けた茶碗は、鉄赤が期待したように発色していないので、次からはもう少し厚く吹付けなければいけない。




壷　成形時φ83×h68　本焼き後φ75×h62　黒天目＋白マット吹付
蓋　成形時φ93　　　　本焼き後φ86　　　黒天目＋白マット吹付

茶碗　成形時φ136×h85　本焼き後φ130×h75　イラボ＋鉄赤吹付



尚、先週挽いておいた赤土の皿を削ろうとしたが、カメ板から剥がれずに割れてしまった。底をしっかりと切っておく必要あり。
また赤土と白土を混ぜた粘土の片口と猪口2個の高台部を削り、黒化粧土で刷毛挽きを行った上、素焼きに提出しておいた。