友人がを連れて行きたかった店が休みだった為、急遽昼の食事を予約してくれた旅館。一度泊まったこともあるとか。
どうやら岩魚の唐揚げを私に食べさせたかったようだ。事前に山菜の天婦羅も追加でお願いしておいた。
新緑に包まれた門を潜り、玄関の三和土で靴を脱ぐと、古民家のような風情ある空間が広がっていた。
ソファーで寛いでいると、奥のいろりのある部屋に案内された。そこには四人分の食事が並べられている。
ノンアルコールビールを3本注文し、早速鱒や小鮎に箸を延ばす。真ん中の小鉢は、ヤブレガサというらしい。
岩魚の唐揚げは、両側から深く切り込みが入れられ、骨までしっかり揚がっている。コシアブラのかき揚げと共に。
天ぷらのタネは、タラの芽、コシアブラ、コゴミ、ウド、セリ、ユキノシタ。セリの根は生まれて初めて食べた。
この雰囲気の中でいただく1300円の定食はとてもお値打ちで美味しい。1000円の天婦羅もボリュームがあった。
次また来ることが出来たら、泊まりでご自慢の風呂にも浸かってみたい。蛍が見られるときか、紅葉のシーズン?