I Didn't Know What Time It Was 時さえ忘れて

蕎麦 or うどん or ラーメン、それにスーパードライとジャズがあれば

「蕎麦茶寮 寿玄」岐阜県大垣市

2011-11-01 | 蕎麦 岐阜・三重
「東海こだわりの蕎麦処」という本を頼りに蕎麦を手繰るの第3弾。今度の店は、岐阜県大垣市郊外にある。

ナビに従い車を走らせたところ、こちらの農家が目当ての店のようだが、南側の駐車場以外に目ぼしいものはない。

車から外に出て、初めて小さな看板に気付いた次第だ。


ここで間違いなさそうと家に近づくも、暖簾も出ていないし、玄関も閉まったまま。もしかして臨時休業と不安を抱きつつ、
引き戸を開けてみたところ、照明が点いてラジオも鳴っている。しかし何度か中に声をかけてみるが返答はなし。
三和土に呼び鈴を見つけ鳴らしてみたら、ようやく奥からご主人が登場し、「どうぞ」と招かれた。



かなり古い建物の中には骨董品があふれ、独特の雰囲気を作り上げている。少々座り難いテーブル4卓の一つに着いた。

メニューが見当たらないので尋ねてみたところ、扇子を指示されたが、お昼は盛りそば・そば寿司・そばがきぜんざいの
セットを1200円で出していると聞き、そちらを二つお願いする。


蕎麦茶を飲みながら待つこと暫し、盆に蕎麦つゆ・薬味それに出汁巻き玉子が載せられて供された。


玉子の味付けは私にはちょっと甘く感じたが、サービス(?)されれば悪い気はしない。かなりインターバルがあって、盛りそば。



細打ちの端正な蕎麦は見た目以上にコシがあるが、どうかすると固く感じ、喉越しというより、噛んで味わうタイプか。
ツユは辛めで濃く、この蕎麦には似合ってようだ。薬味の茗荷はとても珍しいと思い、試してみたがこれは微妙かな。




玉子・大葉・奈良漬を巻いた寿司は、コリコリとした食感も楽しめて、なかなか美味しかった。



ぜんざいは好んで食べようとは思わないが、そばがきが入っていれば別。甘さ控え目もいい。


私たちの後には2組4人。ゆったりとした時間を過ごすことができる、隠れ家のような蕎麦屋として覚えておこう。

寿玄 そば(蕎麦) / 西大垣駅
昼総合点★★★☆☆ 3.5


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