イタリアワインかぶれの料理人

イタリアワインとコーヒーが大好きな料理人が、呆れるほど愉快に溢れるイタリアワインの魅力を伝えていきます。

ネッビオーロ ダルバ “マルネ ブルーネ”2001

2014-05-27 09:43:42 | ブログ

Nebbiolo_dalba_marne_brune 今回抜栓したイタリアワインは、ネッビオーロ ダルバ “マルネ ブルーネ”(Nebbiolo d’Alba Marne Brune)2001年です。先日、2011年をワインリストに追加をしました。セラーには2001年が若干残っていたので試飲をすることにしました。/br> 私の資料に間違いがなければ、このワインはバローロの産地からタナーロ川を挟んで向かい側のロエーロの産地に畑があります。ロエーロは砂質でバローロの産地のように赤茶けた粘土や青い粘土が見られない土質です。本来であれば、ミネラリーな香りを感じられるはずなのですが。今回はどうしても見つけることが出来ませんでした。しかし、フルーティーな香りは軽妙洒脱、酸は軽やか、タンニンもホンワカした感じがあります。はっきりとした記憶が無いのですが。若い内は2001年より明確なタンニンの存在感を感じなかったような気がします。端正で何か、かっこよさを感じました。
熟成感を楽しめるワインにはならないと思いますが。売れ残りは、それはそれで、楽しみを先延ばしにしてくれていると思っています。
コメントは一新しました。「カナーレ地区のネッビオーロ100%をフレンチバリック(新樽30%)で12ヶ月間の熟成をされます。オレンジピール、マラスキーノ チェリー、バルサミコ、ラズベリー、スミレの柔らかく穏やかな香り。澄みきりのよいまろやかな酸と端正で滑らかなタンニン、ほのぼのとした果実味はバランスの良く弾力があり。チャーミングなアフターテイストと程よい長さの余韻が続きます。」