先回に引き続きキアンティです。とは言っても、このワインはハウス ワイン用で、抜栓価格が2500円です。比較する対象としては不適格なように思えますが。10年間エイジングしなければ抜栓するに足りないワインと3ヶ月間のコンディショニングで抜栓しても差し支えないワインの違いだと思っています。しかし、構成要素の複雑さが、即ち価格差になります。しかし、今の私は気持ちよく酔いを楽しんでいます。もう一つ、この10年間のタイムラグが問題です。1997年に10年先、30年先の趣向が違っていると、未来の評価はどうでもいいワインになってしまいます。ですから戦略が大事なのですが。先回のフォンテルトーリは個体差の点から見れば、はずしたかなと思っています。
最近私が感じているのは、キアンティは変わったなと、感じていることです。それは、ちっともスミレの香りがしないことです。酔ってきて、これ以上書けないので終了。
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