このイタリアワインは、N社の内覧会で購入をしました。以前にもレポートを書きましたが。価格を見ても多くの事を期待するワインではないのですが。フラスカーティに代表される「カステル ロマーニ」の一群のワインでもあり。フラスカーティの1500円程度のワインでも熟成をした状態を楽しむ事が出来るので、どのように変化すのか見てみたいと思いエイジングをしたワインです。
大雑把にしか言いあらわす事が出来ない、ハーブやフローラルな香りは鼻腔をくすぐっていきます。すっきりした酸と心地よい苦み。ピスタチオ、胡桃のあま皮、オレンジの皮の風味、それに伴う味わいはゆったりしているが軽快で長い余韻があります。
熟成感は充分に楽しめました。それにしても、2000年以前のフラスカーティだったら、このようにはいかないと思います。フレッシュ&フルーティーで中身のないワインから、シャボシャボのワインでも芯がしっかりしたワインへ。マーケティングの上手いワインから自我を主張した美味しいワインへ。そのような事を考えながら、酩酊船に揺られます。
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