新笠通信 奄美電信版

 Copyright (C) 2010 shinkasatsushin All Rights Reserved.

もうすぐ午前6時南凝視星の季節になります

2007-12-24 01:16:02 | Diaries
みなさんはアメブロデスカ
(アメーバぶろぐのこと あめあがりのヘアブローのことではない)

誰もがおのれの人格のみを主張できる世界で生きてみたいと考えているのかしら(とくにおとこのこ)

自己の人格を認知させるためには人格を持っている他者の存在を軽視することもやむなしと考えてしまうのかしら

たしかにあなたは存在してたのよ

さいしょからあなたはどこにも存在してなかったのよ



けっきょくあなたはいつもひとりぼっちではなかったのね

あなたのそばにはいつもだれかがいるのね

だからほんとうにひとりぼっちの人にはいつまでたってもわかってもらえないのね



となりの中学校の人のことはあまりよくわからないの

高校も違う学校だったの

左手のくすりゆびのせいで同じ中学だった人がとってくる距離がだんだんよくわかるようになってきたの

距離を意識しないで接してくる人はいっしょに過ごした時間がまったくない事情をよく知らない他の中学のひとだけだわ

どちらからも名前もきこうとしないのにごく自然に長い時間となりにくっついてすわるというのはとてもめずらしいことだわ

もうちょっと歳をとらないと同窓会を日記にすることはできないわ



はじまってもおわってもない関係というのは不思議なものなのよね

同じところで長く生活を続けているといろいろなものに決着がついてしまうようになるの

決着がついていることがらからはきわだった新鮮さというものを発見するのはむずかしいことなの



クリスマスの前になにか考えた?

プレゼントのこと?

だれかのことをかんがえるのよ

クリスマスのような行事がないとなかなかひとのことを考えてくれないでしょう

家族のことを考えるのよ

身近に家族が存在しているというのはほとんどきせきなのよ

誰もがどの家とも同じように家族に囲まれているというわけではないの

不特定多数のひとではなく特別な人となるべくいっしょにすごすのよ

そしてあなたは不特定多数のひとりではく特別な人だということをおたがいに確認するのよ

できればね

パパはわたしのことを

すこしは

ほっといてよ

もうこどもじゃないんだから

いつまでもこどもあつかいして

中堅的な人格をもつようになったひとりの大人からすれば

人格がまだ未完成の段階の大人のあつかいなんて

あかごの手をひねるくらいにかんたんなものなのよ

何年も前にあなたと同じ年頃を終えているから

考えていることがわかるのは

あなたではなく年上の人だったりするのよ

生まれてからの時間がまだ短く人生経験が浅い年下の大人しか相手しない大人がけっこう多くいるわ

同年代や年上と関係性を持とうとしない大人に対しては少し疑問をもたなければいけないわ



ゆうべは知らない人に「君がいるだけで」をリクエストされたから歌ったのよ

めぐりあったときのようにいつもかわらずにいてね

パパへ