新笠通信 奄美電信版

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保岡興治先生には相談しないのか?

2009-09-10 21:57:31 | Diaries
徳州会側は損害賠償請求行動に出ないと

口からのでまかせ、言ったもん勝ち、水掛け論に終始するという結論を望んでいるということになるぞ。

迷惑料を受け取る権利があることを有権者に広く知らせるべきであろう。

とりあえず、ここは、民事裁判で、勝っておくべきところであろう。

直言は医療法人徳州会機関紙(週刊)にも掲載される.

2009-09-10 21:42:00 | Diaries
直言は医療法人徳州会機関紙(週刊)にも掲載される.

能宗克行 なる人物によると

地元新聞社は信用に値しないということらしい。

こりゃあことによると、地元紙、機関紙のいずれも信用に値しないってことになるぞ。

泥試合 上等 望むところよ といった姿勢(熱意)が伝わる文面となっている。

どちらの出版社も十分に戦っていけるってことだ。

徳州会グループトップページ→メディア情報→直言


なお 徳州会機関紙は毎週奄美群島の各世帯にくまなく無料で配達される

これは、贈与にあたる。

ちょっとぐらい、金をとったほうがよい。

買収にあたるといっているわけです。

人々のはーとはあなたがただけのものではない。

奄美大島での覚醒剤入手経路調査状況について

2009-09-10 17:42:24 | Diaries

環境と国際総合(’97慶応大)

次の文章を読んで下記の設問に答えなさい。

 もし中国が今の路線を継続できれば、記録に残っている限りの歴史において、最大の経済的奇跡を達成することになるだろう。人類全体に占める人口の割合がこれほど大きな国が、これほど急速に貧困から抜け出した例はかつてなかった。世界経済はアメリカ、日本、欧州連合(EU)の三極で成っていると言われることがある。しかし、”大中国”は急速に第四の極、国際経済の新たな柱の一つになろうとしている。世界銀行の予測によると、大中国の実質輸入額は、2002年には6390億ドルになり、同年の日本の5210億ドルを上回る。また国際価格で換算すると、大中国の2002年のGDPは9兆8千億ドルと見積もられ、同年のアメリカの9兆7千億ドルを凌駕する。もしこの予測通りになるとすれば、大中国は単に新たな経済的柱になるにとどまらない。四極の中で最大になるのである。1980年代になるまで、欧米が日本の経済的挑戦を正しく見通さなかったと同様、我々は中国の経済的挑戦の潜在力にまだ目覚めていないのだ。
 単に経済的ライバルの日本と違って、中国は多くの地域を同時に不安定にしていく要素をもっている。これほど巨大な人口を持つ国の工業化は、地球環境に前代未門の圧力を生むだろう。国民の大半が、車やエアコン、冷蔵庫も持った時の中国を想像してもらいたい。中国は既に、温室効果ガスを最も速いテンポで増産しており、現在の高度成長が続けば、地球温暖化に新たな問題が生じるはずだ。その結果、海面が上昇し、悪くするとバングラデシュのデルタ地帯のような人口密集地が冠水する事態になりかねない。中国の工業化は世界のエネルギー価格を上昇させ、中国から遠く離れた国にも影響する酸性雨といった公害問題を引き起こすだろう。また中国のテイクオフには戦略的要素もある。中国は既に世界最大の陸軍を持ち、その経済的繁栄をバックに、広範囲に及ぶ軍事建設に投資しつつあり、アジア全体を不安定にしかねない。中国は近隣9ヵ国と海上ないし陸上の境界線で紛争を抱え、そのうち4ヵ国と過去半世紀の間に戦火を交えた。そして、中東の原油を日本に運ぶ重要な国際航路もある南シナ海全域を、自国の領海と主張しているのだ。中国はアジアでは圧倒的な軍事力を持つ地域超大国になりつつあるが、さらにミャンマーから、インド洋に面した基地を手に入れようとする可能性もある。中国軍が現在調達中の新しい戦車、駆逐艦、潜水艦、戦闘機、爆撃機などに習熟するまでには時間がかかるだろうが、2000年以降のある時、世界は主要な軍事大国として中国が台頭していることに、目を見張ることになるかもしれない。
 このように中国の経済ブームの結果は、単に経済的なものにとどまらない。地球規模の外交的、政治的、軍事的バランスが再構築を迫られる可能性があるのであり、そのうちに世界は、中国興隆の意味するものに目を見開かねばならなくなるだろう。無論、中国がバラバラになる可能性も十分にある。しかし中国は今や、国際社会と密接なつながりを持つ重要な国であるため、仮に崩壊した場合でも世界を揺り動かさずにはおかない。数千万の難民が海を渡って、日本、インドネシア、マレーシアなどの国へ、いやアメリカにすらも押し寄せるだろう。いずれにせよ、中国が向こう数十年にわたり、経済繁栄の持続に成功する可能性は高い。もしそうなれば、中国は世界のエネルギー資源を、現在よりはるかに必要とするだろう。それによって酸性雨、フロンガス、地球温暖化といった世界の環境問題を深刻化させるに違いない。
(出典:N.クリストフ&S.ウーダン『新中国人』(伊藤正、伊藤由紀子訳)新潮社、1996.なお、必要に応じて文章等を適宜変えてある。)

設問1.中国の将来について、その具体的な内容および問題点を本文中にある中国の発展の可能性を示す4つのキーワードを選び、それらを使って400字以内にまとめなさい。その際、選んだキーワードに下線を引きなさい。

解答例  巨大人口を擁する中国が、現在の高度成長を続ければ、国際経済の新たな柱、第四の極になる。しかも中国は、アメリカ、日本、欧州連合を含む四極の中で最大となると予測される。同時に、中国はこの経済成長を背景に軍事増力をはかっており、やがて主要な軍事大国として台頭するだろう。そして、近隣諸国との紛争を抱えた中国は、アジア全体の不安定要素となる。その結果、地球規模の外交、政治、軍事的バランスの再構築を迫られるだろう。 次に、中国の工業化は、エネルギー資源の消費量の増加を招き、世界のエネルギー価格を上昇させる。さらに、地球温暖化の原因となる温室効果ガスや酸性雨をもたらす硫黄酸化物などを増産させることになり、世界の環境問題を深刻化させるに違いない。 また、中国が経済成長の結果、分裂した場合でも、数千万の難民が諸外国に押し寄せ、世界を揺り動かすことになるだろう。