新笠通信 奄美電信版

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ちゅーごく

2007-04-17 02:46:51 | B6
おはようございます
今日は中国でしたね。先日のテーマである「ろしあ」についてまだ一言も申し上げていないうちに火曜日になってしまったというわけですね。それでは本日おとなり中国につきましてこれでもかといわんばかりのものいいをはじめます。

私は雅楽家東儀秀樹さんの作品が好きでございます。詳しくはホームページ等にて御確認なさられるのが手っ取り早いのではないかと思います。平成17年の6月のことでした。私は日本のヴァイオリニストが演奏している曲を聴きたいと思っていましてインターネット上で音楽を配信しているMORAというサイトにてあらゆる曲を試聴してみましたところ、日東紅茶のCMで使用された「ゼア・マスト・ビー・アン・エンジェル」著作権表記: (P) Victor Entertainment, Inc.という曲がとても気にいりました。アーティストは川井郁子となっています。曲を聴いてみてヴァイオリンに絡んでくる楽器の音がございまして、この音を出している楽器は何なのであろうと非常に気になりこの曲を調べてみましたところ、/共演:東儀秀樹(篳篥)という補足表記がなされていました。私が東儀秀樹さんという雅楽家をはじめて知るきっかけとなった訳でございます。

早速東儀秀樹さんの発表した曲を調べてみたところ、ちょうどこの頃東儀秀樹さんは中国上海民族楽団の中から選抜した6人の若者とバンドを組んでおり、平成17年5月23日に「春色彩華」というCDアルバムをTOGI+BAOというバンド名で東芝EMI株式会社よりリリースしていました。このバンドで用いられる楽器は東儀秀樹さんの篳篥をはじめ琵琶、二胡、笛(中国の音楽に用いられる横笛)となっています。篳篥以外は各楽器に2人を配置しあわせて7人のグループ構成となっております。中でも笛の担当の方は全世界で2本の指に入る実力を認められている演奏家であるということです。

「春色彩華」のアルバムを聴いてまたも非常に気にいってしまったため7月1日から8月6日までの5週間というごく短期間のうちに全国16ヶ所で行われた“TOGI+BAO全国ツアー2005”を見に行ってしまいました。7月3日(日)に神奈川県相模原市にあるグリーンホール相模大野でのライブに行きましたところ、これまで体験したライブとはまったく違う感動をおぼえてしまい7月9日(土)東京渋谷区オーチャードホール、7月29日(金)神奈川県横浜市神奈川県民ホールでのライブと立て続けに3度も行きました。神奈川県民ホールでのライブには急遽奄美大島に在住している母に用意してもらった緑色の大島紬をはおってみにいってしまいました。この間篳篥が非常に欲しくなったために東京都北区豊島にある武蔵野楽器店からインターネット販売を利用して篳篥を入手し暇をみては神奈川県厚木市中津川にかかっている国道246号線近辺で練習を重ねていました。最初いった2回のライブではコンサートが終了するアンコール時になっても起立し応援するファンの姿をみることがなかったのですが、3度目のライブでアンコール時についうっかり立ち上がり座席中段の踊り場まで行きまして両手を高く掲げ声援を送りましたところ、神奈川県民ホールを満員にうめつくしていた座席のお客さんが1人、また1人と立ち上がりましてついにはホール座席にいたお客さん総立ちとなり声援を送るという非常に盛り上がったライブとなってしまいました。

今日私が特に伝えたかったことはどこの国のCDにも原盤として記録されていない幻の曲というのをライブで毎回上演されており、その曲がとても気に入っているということであります。東儀秀樹さんが日本の雅楽のルーツを求めたどりついたのがシルクロードで有名な中国の地でもはるか西、西国との国境付近である某地区に起源がみられたということであります。この曲は8分の7拍子であるとしか伝えられません。コンサート時に購入できるツアー冊子にて曲名等の案内がなされています。よろしかったら是非この地を訪れて現在でも生で演奏されているかどうかは存じ上げませんがはるか古来の音楽にふれてみることをおすすめいたします。

本日も書きかけではございますが早速発行いたします。
追記等が発生しましたらその都度御報告いたします。


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