筑波大学硬式野球部のブログ

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ラストシーズンに懸ける想い⑤(体育4・岸夕輝/帯広柏葉、体育4・北爪魁/高崎)

2023年08月18日 20時30分00秒 | 2023年 ラストシーズンにかける想い

平素より筑波大学硬式野球部へのご支援、ご声援ありがとうございます。

 

 

第5回は岸夕輝(体育4・帯広柏葉)と北爪魁(体育4・高崎)です。

 

 

是非ご覧ください!

 

 

 

こんにちは。4年の岸夕輝です。

 

僕から後輩に伝えたいことは一つだけです。

「怪我には気をつけよう」

 

野球に怪我はつきものなので、練習中や試合中の怪我は仕方ないと思います。僕が気をつけて欲しいのは、オフの日に遊んで怪我をすることです。

 

去年の3月頃のオフでした。どうしてもバスケがしたくなった僕は、公園にバスケをしに行きました。前日に買ったボールでドリブルしたりシュートしたり、とても楽しかったです。

 

しかし、楽しい時間というのはあっという間に終わってしまうものです。レイアップの着地に失敗し、全治1ヶ月半から2ヶ月の捻挫をしてしまいました。

 

森口に怒られました。怖かったです。

 

今では良い思い出ですが。

 

みなさんオフの日の怪我には気をつけましょう。

みんなに一番伝えたいことは書けましたが、これだけだとさすがに短過ぎるので、自分の野球人生を少し振り返りたいと思います。

 

野球は小学2年の時に始めました。小学校も中学校もキツい練習はほとんどなく、ただただ楽しく野球をやっていた記憶があります。高校では打って変わって、休日は朝から晩まで、オフの日でも朝練と昼練はやるというそれなりにキツい環境でした。そんな高校時代の自分達の代の戦績は秋春夏全て二回戦敗退。不完全燃焼に終わったため、大学でも野球を続けようと決意しました。

 

そんなような理由で始めた大学野球が、もうラストシーズンを迎えようとしています。本当にあっという間でした。花畑の公園でサッカーをしていたのがついこの間のように感じます。

 

 

今日までを振り返ってブログに書けそうなことは、地域貢献局局長として野球教室を開催してきたことです。今でこそ野球教室を通して、野球を好きになってもらいたい、筑波のファンを増やしたいという思いがありますが、局長に就任したのはそういったことがしたかったからではなく、もっと別の理由がありました。

 

僕は入学してからほとんどの時間をBチームで過ごしていますが、3年の夏から秋にかけてはC チームにいました。リーグ戦で活躍する同期やスタッフとしてチームを支えている同期がいる中で、自分はCにいて全くチームに貢献することができていない。

 

ひたすら情けなさを感じる毎日でした。

 

正直、その時は情けない自分を見られるのが嫌でAチームの人に会うことすら苦痛でした。そんな状況を打破したい、部の中で自分の居場所を見つけたい。そのような思いで就任したのが地域貢献局局長です。

 

 

最初は全く手応えがありませんでしたが、今回のサマーフェスを終えて、僕のやってきた活動がわずかながらチームにとってプラスになっていると実感することができました。

 

 

いよいよラストシーズンです。局長としての仕事は全うできたので、選手としてリーグ優勝にどうにか貢献できるように足掻いていきたいと思います。

 

大学では苦しいことのほうが圧倒的に多かったですが、たくさんの貴重な経験をし、成長することができたと思います。ただ、リーグ優勝の経験がまだできていません。4年生にとっては、この秋がリーグ優勝を経験するラストチャンスです。全員で一丸となってリーグ優勝しましょう。

 

 

リーグ優勝して飲むビールの味を想像するだけでワクワクします。

 

たぶん、真夏の野球場でファイターズを応援しながら飲むビールの味を超えてくる唯一の存在だと思います。みんなで美味しいビールが飲みたいです。

 

 

最後にもう一度確認です。

 

 

オフの日のバスケには気をつけましょう。

体育専門学群4年 岸夕輝

帯広柏葉高校

 

 

 

 

こんにちは、4年投手の北爪です。

 

日頃より筑波大学硬式野球部へのご支援・ご声援のほど誠にありがとうございます。

 

文章を書くことは苦手なので稚拙な文章となっていますが、最後まで読んでいただけたら嬉しいです。

 

 

普段、自分の事を振り返ることもないので、このブログを機に簡単に振り返ろうと思います。

 

野球をやっていた父と兄の影響で小学1年の時に野球を始めました。本格的にピッチャーを始めたのは小学5年の時でした。

 

この時に出会った指導者の方がいなかったら、今の自分はありませんでした。ピッチングの基礎をガチガチに固めることができました。本当に感謝してます。

 

中学では部員が5人しかいなかったので、合同チームで活動していました。

 

そ、地獄の高校3年間を迎えることになります。男子校、意味わからん勉強と課題の量、オフのない部活、よく耐え抜いた3年間であり、この3年間が自分を強くしてくれました。最後の夏大で敗れ、悔いが残った気持ちから筑波大学の進学を決めました。

 

 

筑波大学での4年間を振り返ると、たくさんの経験をさせてもらった4年間だったと思います。

 

コロナ禍であったこともあり、筑波に来たのは6月末でした。オリエンテーションの日に平砂3号棟の前で竹本と今津に初めて会い、盛大に陰キャを発動してしまったことは今でも覚えています。

 

1ヶ月ほどでAチームに参加させていただき、ものすごく怖く、レベルの高い先輩方と練習したのは貴重な経験でした。合流初日にラントレで熱中症になったり、言葉遣いがなってなくて怒られたり、午後にPFをやりこんだり、懐かしい思い出ばかりです。

 

この時は4年間やっていけるのか不安になりました。

 

2年になって春リーグで先発させてもらい、デビュー戦で初回ヒット、ホームラン、ヒットと3者連続で安打をゆるしたことは忘れません。また、秋リーグでは入れ替え戦を経験し、今までにないくらい緊張しました。

 

 

他にも、トライアウトでの大炎上、人生初のキャンプ、関東大会出場など、たくさんの経験をさせてもらいました。

 

正直ここまで「勝ちたい」「負けたくない」と思ったことは小中高ではなかったです。

 

身近にいる意識・レベルの高いチームメイトの存在、絶対に負けられないリーグという存在があったからこそ強く思えました。

 

この4年間は身の回りの環境に恵まれ、自分のレベルを向上させることができました。

 

そんな気持ちとは裏腹に成功よりも失敗を多くしてきました。何回サヨナラを経験したことか。本当に野球は残酷であり、心が折れる瞬間はたくさんありました。

 

 

それでもマウンドに上がり続けることができたのは、多くの人の支えがあったからです。

 

リーグ戦に来て応援してくれる両親、「次は頼んだぞ」と声をかけてくれる同期、励ましのLINEを送ってくださる波戸さん、スタンドから応援してくれる部員のみんな

 

感謝してもしきれません。本当にありがとうございました!

 

次は自分がその恩を返す番です。見ててください!

 

 

後輩ピッチャーへ

 

まずは1年間自分たち4年についてきてくれてありがとう。

 

いろいろと思うところはあったと思うけど、みんなの協力で1年間乗り越えることができました。

 

自分が伝えたいことは2つです。

 

1つ目は、継続することです。

 

フォームをすぐ変えたり、いろんなトレーニングに手をつけたりするのは、あるあるな事だと思います。なんでもいいので1つ継続してみてください。「継続は力なり」という言葉通り、それで自分のレベルが上がります。

 

2つ目は、責任感を持つことです。

 

これは3年生向けです。次チームからは最高学年です。結果でも振る舞いでもチームを引っ張ることになります。まだまだ自分の事でいっぱいだと思うけど、少しずつ全体を見るようにしていこう。レベルの高い投手陣ではなく、勝てる投手陣を作ってください。

 

そして、「リーグ優勝」「日本一」に向けて、最後にもう一度力を貸してください。

 

 

最後に

 

ラストシーズンを迎えるにあたり、最高の同期・後輩と最高の瞬間を分かち合いたいです。

 

1試合1試合、1球1球気持ちを込めて投げます。

 

絶対優勝しよう!

体育専門学群4年 北爪魁

群馬県立高崎高校

 

 

 

 

 

コメント
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