toshiの「読書日記」

忘備録を兼ねて読んだ本の感想などを書いています。個人的な感想なので不快に思われたりすることも有るかもしれませんがご容赦。

「ナーダという名の少女」 角野栄子

2015年06月06日 | 読書日記
アリコがナーダという不思議な少女と知り合う。
ナーダに振り回され、段々変わってゆくアリコだが、やがて秘密が明きらかになる。

全体としてはファンタジーなんだろうけど、ナーダの周りに登場する人達が良くわからない。



角川書店
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「シロシロクビハダ」 椰月美智子

2015年06月06日 | 読書日記
前に読んだ「伶也と」がイマイチだったのであまり期待していなかったけれど、これは作風がまるで違っていて同じ作者とは思えないほど面白かった。

主人公の箱理、彼女の家族、職場の仲間はみんな個性的な人ばかりで、彼らと箱理とのやり取りが楽しい。
目の前の出来事や話の内容から、あらぬものを想像してしまう箱理の天然ぶりがとても面白い。箱理の合理的な考え方はさすがリケジョ。

彼女の祖母のヨシエさんは何故かいつも顔を白く塗っていて(それがタイトルになっている)、その謎解きが一応全体を通しての大きなテーマとなっている。



講談社
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