toshiの「読書日記」

忘備録を兼ねて読んだ本の感想などを書いています。個人的な感想なので不快に思われたりすることも有るかもしれませんがご容赦。

「風よ、空へ」 龍道真一

2018年06月05日 | 読書日記
私もメーカの開発設計エンジニアなので、思いっきり感情移入して読んだ。
こんな体験はしてないけど、出張中に神戸で阪神大震災に遭遇したところも同じ。

空飛ぶ風力発電機の開発物語はそれなりに面白く読めたけれど、最後にいきなり方向転換してしまってアレ?と言う感じ。
ミッションを完了して万歳と言う話を期待していたけれど、ちょっと意表を突く展開だった。

ストーリの面白さはあるものの、それぞれの場面展開の関連性が良くわからなかったり納得できなかったりするところも、特に前半多かった。また突然過去の回想になるので、読んでいてかなり戸惑ってしまう。

他にも突っ込みどころ満載。
1 中小企業のワンマン経営者ならともかく、大企業の役員に熊田のような人がいるとは思えない。
しゃべり方もその内容もとんでもないパワハラ。
2 たった二人のチームに同時に二つのプロジェクトをやらせるのもおかしい。
3 いくらなんでも製品の不良検査でテスターは使わないでしょう。。
その上、誤字が多いうえ、意味の無い改行も何か所か有る。ちゃんと校閲したんだろうか。




日本橋出版
コメント
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