「フラット」と題された前半は護の視点から語られる、ちょっと変わった幼馴染の徹子の物語。
後半の「レリーフ」は徹子による「フラット」に対する回答編のような内容と、その後日譚。
物語としては「レリーフ」だけで完結しているけれど、その前半を別の人物の視点で描くことで立体的になっている。
宮部みゆきの「模倣犯」と同じ手法かな。
「フラット」では語られていない話になってからの展開はちょっと強引だし、結婚式のドタバタで無理やりまとめてしまった感じになってしまいちょっと残念。
そこまでと同じように丁寧に物語を作って欲しかった。
2019.6.25
幻冬舎
後半の「レリーフ」は徹子による「フラット」に対する回答編のような内容と、その後日譚。
物語としては「レリーフ」だけで完結しているけれど、その前半を別の人物の視点で描くことで立体的になっている。
宮部みゆきの「模倣犯」と同じ手法かな。
「フラット」では語られていない話になってからの展開はちょっと強引だし、結婚式のドタバタで無理やりまとめてしまった感じになってしまいちょっと残念。
そこまでと同じように丁寧に物語を作って欲しかった。
2019.6.25
幻冬舎