瀬戸内海に浮かぶ小さな島が舞台の3編。
冒頭の「海神(わだつみ)」はこの本での唯一の短編で、一番良かった。
残り2編は中編作品で、「夕凪」は最後の展開がちょっと不自然。
最後の「波光(はこう)」は前の2編を強引に結び付けたようなところの無理やり感がちょっと気になる。
そうは言っても、藤岡陽子には外れが無いと思っていて、これも当たり。
ただ、国立大学の理系の学科は30人くらいですよ。100人もいません。
2018.11.20
小学館
冒頭の「海神(わだつみ)」はこの本での唯一の短編で、一番良かった。
残り2編は中編作品で、「夕凪」は最後の展開がちょっと不自然。
最後の「波光(はこう)」は前の2編を強引に結び付けたようなところの無理やり感がちょっと気になる。
そうは言っても、藤岡陽子には外れが無いと思っていて、これも当たり。
ただ、国立大学の理系の学科は30人くらいですよ。100人もいません。
2018.11.20
小学館