toshiの「読書日記」

忘備録を兼ねて読んだ本の感想などを書いています。個人的な感想なので不快に思われたりすることも有るかもしれませんがご容赦。

「お菓子の船」 上野歩

2024年09月23日 | 読書日記

祖父の作ったどら焼きを目指して和菓子職人になったワコの成長物語かと思っていたら、彼女が祖父の味の秘密を調べる過程で彼の生涯の物語にもなっていた。
女性和菓子職人と言えば、「釣りバカ日誌」を読みたくて購読していた漫画雑誌に同じテーマの作品が連載されてた時期が有ったけど、やっぱり浅草の店で修業してたっけ。。

ご都合主義なストーリ展開で、職人としてはどんどん進んでしまうが、祖父の味の再現の方はなかなか手強い。
そして予定調和のラストだけどかなり面白かったです。

 

 

 

 

2023.2.10

講談社


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