toshiの「読書日記」

忘備録を兼ねて読んだ本の感想などを書いています。個人的な感想なので不快に思われたりすることも有るかもしれませんがご容赦。

マークスの山

2007年05月08日 | 読書日記
目黒孝二の書籍案内だったか・・・昔、何かで「マークスの山は良い」というのを読んだ記憶があった。
連休中行ったブックオフで上下が揃っているのをたまたま見つけたので今回の出張のお供にと買っておいた。
昨夜から読み始めて、結局来るまでに読み終わってしまった。。

死体遺棄事件と連続殺人事件が起こりミステリーなのかと思っていると、上巻の半分くらいで、連続殺人の犯人も死体遺棄事件の概要も想像がついてしまう。
それに連続殺人事件の詳細は暴露されるものの、連続殺人の方には最後まで明かされない謎も有って、これは決して謎解きや犯人探しの推理小説ではない。

途中でマークス(MARKS)とは死体遺棄事件にかかわった人物の頭文字だと明かされる。
ところが、ここにない頭文字の関係者が登場するし、Rなる人物はなかなか現れない。
おかしいなぁ・・と思いつつ、あと数ページでお仕舞い!というところでハタと気づいた。
林原は「はやしばら」ではなく「りんばら」なんだ。。
ということで、私にはやっぱりミステリーだったのかも(笑)

      駒場のホテルにて・・・

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