toshiの「読書日記」

忘備録を兼ねて読んだ本の感想などを書いています。個人的な感想なので不快に思われたりすることも有るかもしれませんがご容赦。

「コーヒーが冷めないうちに」 川口俊和

2024年01月31日 | 読書日記
演劇用の脚本をノベライズした作品らしい。

感動させよう、泣かせようと言う意図は良く分かるけれど、ちょっと詰めが甘い感じ。
不合理な部分もかなり有って、気になって仕方ない。
演劇だったらサラッと流れて、感動も有ったのかもしれないけれど小説としてはイマイチ。

その中では最後の話が良かったけれど、計はミキがわざわざツーショット写真を撮りに来たことを知っているんだから、ミキと話をする前の計の心理描写はおかしいね。
計に気づかれないようにこっそり写真を撮ったということにしないと・・・。





2015.12.6
サンマーク出版

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