八十路の戯言

写真とつぶやきで綴ります。

「鳥追の記」・・・・・道東ウォッチング(シマフクロウ)

2014-02-20 14:04:56 | 野鳥

一度は流氷の接岸する時期にバードウォッチングにと思っていた道東に出かけてました。
関東方面以北に大雪をもたらした台風並みに発達中の南岸低気圧を追い越すことになります。
羽田乗り継ぎで中標津に・・・・・・ただ現地の天候が荒れて引き返す可能性を含んでの条件付き飛行でした。
幸い飛行機は強風の中をタイミングよく無事到着

大雪の中標津ですが早速ウォッチングのスタートです。
最初の立ち寄り先(中標津の漁港)は日曜日で除雪されていません。
バスでの立ち入りが出来ないので、最初の観察は断念してそのまま宿泊地羅臼に向かいました。

夕食後、夜行性の「シマフクロウ」のウォッチングです。
夜の森は強風が吹きわたる音とともに雪が舞います。

到着間無しに現れました。
撮影準備が間に合いかねます。


ジーットこちらの様子を伺ってます。
やおら生簀に飛び込みました。


しっかり魚をゲットしています。


生簀にはオショロコマが放流されています。

今回はガイドの方も驚くような時間帯(7時過ぎ)に出現
2時間ほどの間に相次ぎ親子が登場しました。
明日からの行動を考慮、早め(9時)にホテルに引き上げました。
暴風雪警報が発令されていますが、幸先良すぎるぐらいのウォッチングの旅スタートです。

明日は如何なりますか?


「シマフクロウ」は極東の一部地域に生息するフクロウです。
かつては北海道全域に分布していたそうですが
今では道北を中心とした地域に限られるようです。
もちろん環境省の絶滅危惧種ⅠA類です。  
今ではほとんどが作られた巣箱で管理繁殖保護されているようです。
全道で1500羽ほどと聞き及んでいます。
全長70㎝、翼を広げると約180cmの世界最大級のフクロウ

最近は外国からの旅行者が多いです。世界遺産登録の影響でしょうか。
時として非常識な振る舞いをする、中韓国系観光客は要注意です。
観光収入の見返りに大切なものを失うことにならねばいいのですが・・・。

 

コメント (28)
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