ここには古い神社が鎮座しています。
131年大嶋大神?を祭った大嶋神社が起こりという現在の日牟礼八幡宮です。
雪が小やみになるのを待って本殿です。
八幡宮を後に鳥居をくぐると正面にハイカラな白亜の建築「白雲館」が目に入ります。
旧八幡小学校、現在観光物産館となっています。
明治に創建ということですが、現在でも通用しそうな洋風デザインの建築です。
移転した小学校は?・・・・・・ありました。八幡小学校
立派な小学校です。白雲閣のデザインを意識されているようです。
近江八幡には全国的に有名な会社があります。
「メンソレータム」を販売していたヴォーレスを創業者とする(株)近江兄弟社です。
創業者の死後倒産、大鵬薬品が再建して現在「メンターム」が販売されています。
ヴォーレスは教育者として来日したらしいのですが、クリスチャン故に教職を追われたとか。
また建築家でもあったらしく、その代表が「旧八幡郵便局」として残っています。
白雲閣や現八幡小学校のデザインはヴォーレスが影響を及ぼしているように思います。
明治大正に洋風建築が滋賀の片田舎の町に建てられていたのは驚きです。
追記:「メンソレータム」の商標権はロート製薬が有しているようです。
―次回は水郷の町近江八幡を―