新・空と鷹と鉄の間に

ヒコーキ、ホークス、鉄道好きのブログです。

週末パスで乗り鉄2022初夏〜7

2022-09-07 19:32:33 | 日記

雨が降っていますが、せっかくきたので駅前にも出てみます。米沢駅舎は1993年に建て替えられ、旧米沢高等工業学校本館を模した洋風の駅舎になっています。しかし雨も降っているので早々に駅へ戻りました。

改札口の横には顔ハメパネルが。山形新幹線になっています。改札を通ってホーム上の売店でお弁当を買います。ちょうどお昼時だったので売店の人がお昼ご飯中。お昼ご飯の手を止めてしまい申し訳ないことでした。

1210発つばさ133号新庄ゆきに乗ります。山形までの乗車ですが、つばさ号は全車指定席になっているので事前に指定席特急券を買っておきました。やってきたのは山形新幹線30周年ラッピングの車両でした。

座席についてから早速買ってきた駅弁を広げます。米沢といえば言わずと知れた駅弁、新杵屋の牛肉どまん中です。米沢駅ではもう一社松川弁当店も米沢牛のお弁当を販売してますが、知名度は圧倒的に牛肉どまん中でしょうか。

中身は山形米のどまんなかの上に牛肉のしぐれ煮とそぼろが乗っかっているシンプルなお弁当。シンプルであるがゆえに美味しく人気のある理由でしょう。美味しくいただきました。

お弁当を食べているうちに赤湯に到着。赤湯を発車すると激しい雨が窓を叩きますが、それもわずかな時間。かみのやま温泉までにはすっかり止んでいました。

山形には1244着。つばさ号に乗るとあっという間です。

山形新幹線開業30周年記念ラッピングの編成を見送って乗り換えます。

山形からは1256発仙山線普通仙台行きに乗り換え。4両編成でほとんど乗客もいなかったので食後のコーヒーを買ってボックス席に座ります。列車は定刻に発車し羽前千歳で仙山線に入るとここでも雨が激しくなります。このころの山形付近は大気の状態が不安定で時折激しく雨が降るような天気でした。仙山線のこのあたりはスタジオジブリのアニメ映画「おもひでぽろぽろ」の舞台にもなったところ。高瀬駅などでは映画の通りの景色が広がります。

「閑かさや 巌にしみ入る 蝉の声」
と松尾芭蕉が詠んだ立石寺の最寄りの山寺駅を過ぎると山形と宮城の県境であり、県庁所在地の山形市と仙台市の市境を超えます。この県境は険しい山道で山形側はモーターも唸りを上げて走りますが、仙山トンネルを抜けて宮城県側に入ると一転勾配を下り、軽快に列車は走ります。仙台市内に入ると次第に乗客も増え、北仙台あたりでは立ち客も出るぐらいになりました。仙台には1417に到着。

早々に新幹線乗り場へ行って、仙台からは1431発はやぶさ・こまち24号で帰ります。

この列車ではこまち側の席を指定しています。こまち号だと在来線規格の2-2列の座席で若干余裕がある気がするので、はやぶさ・こまち号に仙台あたりから乗るときにはこまち号の指定をすることが多いです。とはいえ仙台でほぼ満席で隣の席も座るとなれば、することもなく持参の本を読んで過ごします。仙台からは1時間半ほどで1604に東京に到着。大宮で降りる人も多く最後の区間はゆっくりと過ごすことができました。

 

週末パスで乗り鉄2022初夏〜5

2022-09-05 20:24:19 | 日記
【SLばんえつ物語号は8/3の大雨による災害により現在運休となっています。本記事は6/11の乗車記録です】

野沢駅を発車したSLばんえつ物語号は順調に磐越西線を走ってゆきます。座席に座り少し開けた窓から走行音を楽しみながら過ごします。次の停車駅日出谷駅では発車の際の汽笛を動画に撮ったりしてSLの旅を堪能しています。

1721に津川に到着。ここでは15分停車して機関車の点検整備と給水が行われます。比較的停車時間が長いのでホームへ出てぶらぶら。機関車の方では整備士さんが点検と摺動部への給油に余念がありません。

ここ津川駅ではSLばんえつ物語号のキャラクターであるオコジロウの像があり記念に写真を撮ることができます。そしてその後ろの待合室はオコジロウの家に改装されています。室内でもオコジロウの像や木の切り株をイメージしたベンチで記念撮影ができます。この日はそんな人は見かけませんでしたが。

その前付近に停車しているのがオコジョ展望車。整理券方式の入れ替え制になっていますが、展望室と子供向けのオコジョルームとなっています。

この車両だけエンブレムが違いオコジョを前面に打ち出しています。よくよく見ると車体には隠れオコジョもあり、外からでも楽しめます。
15分の停車の後、津川駅を発車。この後、新津駅までは長時間停車の駅はありません。車窓を眺めつつのんびり過ごすことにします。

津川駅からは阿賀野川沿いに国道49号線と併走をしますが、この区間の国道は旧道で現道は山の中をトンネルでバイパスをしています。が、この旧道も途中でトンネル崩落のため通行止めとなっており、途中から廃道然とした道路が並走します。

車は通れませんが、国道49号のおにぎりは残っておりいます。
阿賀野川に沿って列車は次第に越後平野へと下ってゆきます。そして終点新津駅に近づくと、


学校の横を通過します。ここがかつてC57180号機が保存されていた新潟市立新津第一小学校。磐越西線の線路沿いにあることから廃車後に仮設線路を使い自力で保存場所へと移動しました。以来、ここで30年保存されていましたが、今はその横を走っています。そして年に一度学校の運動会の日に、新津1003発の会津若松行きSLばんえつ物語号が学校の脇を通過する際には、競技を止めて全校児童でSLを見送り、C57180号機も汽笛でエールを送っています。

すっかり日も傾いた1843に終点新津に到着。会津若松から3時間以上かかりましたが、あっという間に過ぎた感覚でした。

乗り換え列車のホームに渡り、到着した列車を撮影。ほとんどの人は新潟行きの普通列車に乗ってゆきました。
こちらは1851発普通列車長岡ゆきに乗って本日の宿泊地を目指します。新潟へ出て上越新幹線に乗れば帰れるのですが、宿をとって翌日に備えようということです。長岡ゆきの6両編成の電車は座席が埋まる程度の乗客。座席に座りなんとなく過ごします。

1918着の東三条で下車して弥彦線に乗り換え。弥彦線で燕三条へと向かいます。

本日の宿泊地である燕三条に1930に到着。本当は新潟市内に宿泊したかったのですが,目ぼしいホテルは満室で、空きのあるホテルも異常に高かったので、新幹線でひと駅の燕三条に宿をとりました。夕ご飯をコンビニで買ってからホテルにチェックイン。20時近くになってしまったので早々に夕食を済ませてから寝ることにしました。
 

有隣堂しか知らない世界

2022-04-03 12:19:00 | 日記
有隣堂と言われてもおそらくほとんどの方が知らないとおもいます。横浜伊勢佐木町に本店があり、神奈川県を中心に東京・千葉に展開している南関東の書店チェーンです。東京・千葉では主にJR東日本の駅ビルに入っており、千葉県唯一の店舗アトレ新浦安店は実家にいた頃からのおなじみさんです。

その有隣堂があろうことか、YouTubeチャンネルを開設。そのチャンネル動画にハマる人が多数出現しています。

私もその中の1人ですが、その理由がMCのR.Bブッコロー氏の歯に絹着せぬ発言。
有隣堂の社員・元アルバイトが出演して文房具や書籍、印鑑など自分の得意分野を滔々と語るのがスタイルですが、このブッコロー氏の返しが的確かつユーモアに富んでおり、なんとも言えずはまります。また有隣堂社員のキャラの濃さにもはまります。
番組のテイストも名前の通り、某局の番組を想起させるようなもので、テロップもちゃんと入ります。かつてtvkテレビ神奈川で制作されていたsaku sakuにも似たテイストもあり、なかなか見応えのある動画です。
そしてその人気ぶりは今や書店のYouTube動画ではトップクラスで、グッズを販売すればあっという間に完売と、地方の書店チェーンにはあり得ないことになっています。もちろん私もグッズのブッコローぬいぐるみチェーンを購入しました。

年始に新幹線に乗った時の一コマ。新幹線の車窓を楽しむブッコロー先生です。…何やってんだか。

週末パスで乗り鉄2022春〜3

2022-03-31 20:06:12 | 日記

1230に上越妙高に到着。次の電車までは30分ほど時間があります。駅構内のNEWDAYSでお昼のお弁当を買ってから駅前に出てみます。雪が残っていましたが、雨が降ってきたので早々に駅へ戻ります。

上越妙高からは1307発の新潟ゆき特急しらゆき5号に乗車。JRの特急ですがえちごトキめき鉄道ホームからの発車となり、直江津までえちごトキめき鉄道妙高はねうまラインを走ります。週末パスでは妙高はねうまラインが乗車可能なので、きっぷの心配はありません。ホームにはすでに4両編成のE653系電車が待っていました。早速乗り込んで席に座ります。

お昼ご飯に買ったお弁当はこちら。直江津駅前のホテルハイマート調製の二大将軍弁当。JR東日本が毎年秋に開催している駅弁味の陣で最高評価を受けた駅弁が大将軍の称号を与えられ、2012年に鱈めしが、2019年にさけめしが受賞しているのでその2つのお弁当を楽しめるというお弁当です。直江津駅の鱈めし、さけめしは美味しいことで評判なので間違いありません。

1307に上越妙高駅を列車が発車してから早々に包みを開けます。左が鱈めし、右がさけめしになります。鱈めしは鱈の甘露煮と焼きたらこ、さけめしは焼き鮭の身といくらがいずれも汐昆布の炊き込みご飯の上に乗っかっています。鮭は程よい味でとろけるような身が美味しくお気に入りのお弁当です。美味しくいただきました。
指定席を取っているのですが、3連休の初日ともあって新幹線から乗り換えてきた乗客で、特急しらゆき号にしてはそこそこ混んでいました。昼食を食べ終わってからしばらくは雑誌を読んで過ごしますが、いつの間にか寝てしまったらしく柏崎発車から記憶がありません。目をさますと列車は長岡に到着するところでした。
長岡を発車してもほとんど乗客の動きもなく列車は新潟平野を淡々と走ります。新潟県内を走る特急列車ですが、長岡からなら新幹線が圧倒的に早いのと、新潟から各地へ向けて高速バスも頻発しているので、特急列車に乗る人が少ないのかもしれません。

終点の新潟に1505に到着。新潟駅は高架化工事を行なっており、その間は地上に取り残された8番ホーム到着していたのですが、ダイヤ改正で新幹線と対面で乗り換えられる5番線に到着するようになったようです。とは言っても長岡から新幹線と並走する形で新潟に到着しているので、しらゆき号に乗ってきて幹線に乗り換える人は非常に限定されるとは思いますが。
新潟駅をでて、新潟駅にほど近い本日のお宿へと向かいチェックイン。とりあえず部屋で休憩をしてから夕食を買いに出かけます。
ホテルから歩いて10分ぐらいの万代シテイにやってきました。新潟ケンミンなら必ずやってくる万代シテイ。新潟交通のバスターミナルを中心に商業施設・百貨店・ホテルを備えた複合施設で、ここへ来れば取り合えずなんでも揃い、たくさん遊べる上、新潟県各地へ向かう高速バスや新潟市近郊への路線バスの発着点でもあるので、新潟の中心といっても過言ではありません。
万代シテイはバスセンター、伊勢丹新潟、ラブラ万代、ラブラ2が道を挟んで並んで建っています。ラブラ万代はかつてダイエー新潟店がキーテナントになっていましたが、現在は商業施設となって様々なお店が入る新潟の流行発信基地になっています。またラブラ2にはAKBグループのNGT48劇場も入っています。その万代シテイで新潟のB級グルメを買ってホテルで食べます。

バスセンター1階のラーチャン家でチャーハンと唐揚げ、バスセンター2階のみかづきでイタリアンを。
ラーチャン家はその名の通りラーメンとチャーハンのセットのことで、新潟では非常にポピュラーな組み合わせです。さすがにラーメンはお持ち帰りは無理なのでチャーハンと唐揚げを。
みかづきのイタリアンはまさに新潟限定、それも新潟市近辺のグルメで、もやしたっぷりのソース焼きそばの上にトマトソースの乗った、パスタとも焼きそばともとれる不思議な食べ物です。見た目が茶色の夕食となりましたが、新潟の味を美味しくいただきました。
食後はのんびりと過ごし翌日に備えます。