すっかり間が空いてしまい気がつけば5月になってしまいました。楽しみにしておられる方には大変申し訳ありません。三原駅についたところから運転を再開いたします。
三原駅に着くと異常な混雑。改札口に行列ができています。何事かと思いつつ改札を出ると、どうやらこの連休の3日間お祭りをやっているようでした。駅前に出てみると駅前広場には屋台が出ていました。観光案内所でマンホールカードをいただいて駅へ戻ります。
この三原駅も城跡を貫通している駅。本丸天守台の脇に新幹線のホームがあり、本丸天守台には駅からしか入ることができません。石垣しか残っていませんが、一応堀もあり往時を偲ぶこともできます。
ご当地マンホールにも三原城の石垣が描かれていました。
あまりの混雑に早々に退散してホームへ戻ります。三原0958発普通広島方面岩国ゆきに乗車。糸崎からやってくる電車ですが6両編成なのでかなり空いていました。広島が近づくにつれて混んでくるのでしょう。山陽本線は九州ブルートレインに乗って何度か走ってはいますが、昼間の山陽本線を乗ることも滅多にないので車窓を見て過ごしますが、右に左に線路はカーブをしており、さすがはミスターワンハンドレットの線路と納得。なぜかとういうと山陽本線の前身である山陽鉄道の社長が線路の勾配は100分の1以下(10‰)にしなさいと口を酸っぱくして言っていたため、山陽本線は瀬野ー八本松間の通称セノハチ区間の22.8‰以外は概ね10‰以下で建設され、カーブが非常に多くなっています。
そんな車窓を眺めながら東広島市の西条駅で下車。
ここでも駅ナカの観光案内所でマンホールカードをいただきます。駅前広場をぐるっと一周するとマンホールカードに描かれたご当地マンホールがありました。ここ西条は酒蔵が軒を連ねているそうで、酒蔵通りというのが観光名所になっているようです。ちなみにこの西条駅で乗車券・入場券を買うと(陽)西条駅と印字されます。これは同名の駅が長野県の篠ノ井線にあるためです。篠ノ井線の西条駅は「にしじょう」と読みますが。
西条1049発宮島口方面大野浦ゆきに乗って広島へと向かいます。2つ先の白市駅始発でこちらも6両編成なので空いていました。セノハチを軽やかに下り、広島には1128に到着。ここで広島駅新幹線口にある本日の宿泊先へ行って荷物を預けてしまいます。
荷物を預けて広島駅へ戻ると1140発の普通呉ゆきに間に合いました。3両編成ですが余裕で座れました。呉までは40分ほどの乗車ですが、各駅停車というのもあって乗降が頻繁にあるため混雑とはいきませんでした。もっとも呉線は1時間に2本の快速と1本の普通列車なので、呉が目的であれば快速列車に乗ると思われます。瀬戸内海を眺めつつ1228に呉に到着。
呉市は言わずと知れた軍港の街。旧海軍呉鎮守府を中心に軍事施設が多く、現在でも海上自衛隊呉基地が設置され呉地方総監部、呉地方隊が置かれています。呉駅前には艦船のスクリューが置かれていました。駅中の観光案内所で地図をもらって歩きます。まずは入船山公園を目指します。
こちらは旧呉海軍下士官兵集会所の建物。この写真を撮影している地点にはかつて川が流れており橋がかかっていて、一般の市街地と軍施設の境界線になっていました。と、ブラタモリ呉編で説明されていた場所です。建物はアニメ映画「この世界の片隅に」でも出てきており、映画のシーンが壁に掲示されていました。この建物の脇の坂を登ってゆきます。
入船山公園へ登ってゆく坂道にはご当地マンホールの嵐。呉で建造された戦艦大和をモチーフにしたご当地マンホールだらけです。
そのマンホールカードを配布しているのが入船山公園の入船山記念館。旧呉鎮守府司令長官官舎を中心とした呉市の歴史博物館となっています。展示物の見学には料金が必要ですが、マンホールカードをいただくだけであれば無料でした。
こちらは旧呉海軍工廠の時計塔。今も時をちゃんと刻んでいます。
入船山公園からきた道を戻って市街地へ。市街地の商店街の中にあるギャラリーで呉市のもう一枚のマンホールカードをいただきます。一仕事を終えて呉駅へ戻ります。呉の街中でもイベントが行われており屋台が出ていました。呉駅へ戻りしなに遅いお昼ご飯を買って、呉1333発の広島ゆき快普通列車で戻ります。とはいえ1357着の坂駅で下車。行きになんとなく乗っている中で坂町でもマンホールカードを配布していることに気づいて下車した次第。
ところが、坂町役場まで行ってみるとなんと閉館しています。よくよく見てみると祝日はお休み。すっかり忘れて普通に日曜日と思っていましたがこの日は建国記念日。そういえば海上自衛隊呉教育隊の正門に日の丸が掲揚されていたのを今更ながら思い出し、がっくりきてしまいました。重い足を引きずり駅へ戻り、1437発の広島ゆき快速安芸路ライナーに乗ります。3両編成の電車はほぼ満員でした。広島駅には1453に到着。
2/11の朝、7時ごろにホテルをチェックアウト。岡山駅へと向かいます。
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昨日までの予定では岡山0823発名古屋始発のひかり531号に乗車する予定で指定券も確保していましたが、指定券を買う段階で残席少で、A席しか取れていませんでした。ひかり号は外国からの旅行者で混んでいるのだろうと予測し、0809発のみずほ603号に変更するつもりで早く出てきました。みずほ号も博多までは残席少でしたが、福山までなので余裕で指定が取れました。指定席を確保してから朝ごはん用にパン屋でパンを買ってホームへ出ます。
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ホームに出ると0750発のこだまレールスター837号が停車していました。
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700系レールスターに反応してしまうのは東日本民には仕方のないこと。後から考えればこのこだまレールスターに乗ってもよかったかもしれません。
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こだま号の後、名古屋からやってくるのぞみ271号を見送り、0809発のみずほ603号の指定席に乗ります。みずほ号のN700系7000/8000番台は指定席車両は2-2の4アブレストで、グリーン車並みに座席が広いので山陽区間で乗ればお得感があります。とはいえ福山までは16分の乗車。300km/hで疾走するのでパンをかじっているとあっという間です。
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福山には0825着。マンホールカードを配布している観光案内所は9時に開くのでそれまで少し時間があります。
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そこで福山城へ行ってみることにします。
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行ってみるとはいえ、福山城は駅前優良物件。福山駅から徒歩0分の場所にあります。まあ城跡に山陽本線は敷設されて駅ができているので駅前城跡になったのは後付けですが。
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福山城は江戸初期の1622年に築城された城で、江戸幕府による一国一城令発布後に築城された、新規築城の近世城郭としては最後の城郭となっています。明治以後本丸以外が破壊され市街地になったため現在は本丸が残るのみで、さらに戦時中の空襲で残存していた天守や月見櫓などが消失してしまったため、伏見櫓と筋鉄御門が江戸時代から残存する建物となっています。写真の天守は1966年に復興されたコンクリート造の建物になって資料館になっています。焼失前の福山城の天守は北側に防御のための鉄板が貼られていた全国唯一のもので、築城400年を迎えた2022年の大修理の際に貼られていた鉄板が復元されています。そんなことはすっかり忘れていて見るのを忘れていました。
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こちらは手前が再建された鐘櫓、奥が重要文化財にも指定されている伏見櫓。伏見城から移築されたものと言われていた櫓で1953年の解体修理の際に梁に「松ノ丸ノ東やくら」という墨書きが発見され、伏見城から移築されたという重要な証拠となっています。現状伏見城から移築された物証のある唯一のものとなっています。
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こちらも現存してる筋鉄御門。本丸の正門に位置する櫓門となっています。こちらから降りるとちょうど福山駅へ出ることができます。
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9時になったので駅へ戻って観光案内所でマンホールカードをいただきます。絵柄はカープ坊やと福山城。福山は広島県でしたね。マンホールカードをいただいて自由席特急券を買って三原へ移動します。
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福山0919発こだま841号は500系での運転。500系をみるとやはり反応してしまいます。
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長い鼻を持ちシュッとした印象の500系はこだま号専用になってからも人気者です。新幹線で300km/h運転をはじめて行ったのも500系のぞみ。1997年の登場なのでもう20年以上前のことなのですね、
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500系といえばこの丸っこい車体です。3-2の新幹線標準の席配置ですが、コンセントがついていないのがひと時代前の新幹線といった感じ。引退の話も出ているのもやむを得ません。
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福山から三原までは2駅。こだま号でも20分ほどで着いてしまいます。ちなみに岡山ー福山間も2駅ですがそちらは指定席をとって、福山ー三原間は自由席なのは、福山ー三原間は隣接駅特定区間で自由席特急料金が870円だから。新尾道が挟まっていますが、特定区間は新幹線開業時の隣接駅間で設定されており、のちに開業した駅を含む区間でもそのままになっています。岡山ー福山間の新倉敷駅は残念ながら博多開業時からの駅なのでそのような扱いにはなっておらず、指定席特急料金から530円引きの値段になっています。
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岡山・広島の旅と言いながらJR四国の駅名標が出てくるのはなんとも不思議です。この時自分でも、なんで四国にいるんだろうと思っていました。そんなことを考えながらも岡山ゆきの特急南風18号を待ちます。
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丸亀1603発岡山ゆき特急南風18号はアンパンマントレインで到着しました。1号車の指定席に乗ります。
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デッキに入るとアンパンマンの仲間達がお出迎え。
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そして車内はアンパンマンワールド全開です。この1号車の指定席部分は「アンパンマンシート」として販売されており、指定券も「南風18アンパンマン」となっています。壁面・天井はもとよりロールカーテンもアンパンマン。
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座席にもアンパンマンとその仲間達の顔が描かれており、お子様には非常に楽しい車内となっています。乗車した列車にも祖父母と孫家族が乗っていました。子供よりおじいちゃん、おばあちゃんが興奮しているのは微笑ましい限りです。
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ここまでアンパンマン仕様の列車を走らせているのは、JR四国の運行地域の高知県高知市が原作者のやなせたかし氏の出身地であり、また同氏のふるさとである高知県香美町に香美町やなせたかし記念館アンパンマンミュージアムがあることから、土讃線の利用促進のため2000年より土讃線特急南風号で運行を開始しています。運行開始より人気があり、やなせたかし氏の「鉄道で四国をアンパンマンワールドに」との意向により予讃線、高徳線、徳島線、瀬戸大橋線へと展開してゆき、現在は土讃線特急南風号、予讃線特急しおかぜ・いしづち号、宇和海号、徳島線特急剣山号、瀬戸大橋アンパンマントロッコ号が運転されています。また高知市の路面電車とさでん交通や、アンパンマンミュージアムへの路線バスにもアンパンマン電車やバスが運転されています。
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車内以外は特に変わりはないので、瀬戸内海を渡る風景を見ながら走ります。ディーゼル特急なので騒音を低減するために瀬戸大橋区間はゆっくりと走ります。本州に入り本四備讃線を走って岡山へ。終点岡山到着前にアンパンマンの案内放送が入って1641に岡山に到着。
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岡山到着後にホームを変えて2分前に到着していた出雲市からの特急やくもを撮りに行きます。スーパーやくもリバイバルカラーの電車なので撮り鉄に混じって、お邪魔にならないように撮ります。やくも号を撮影して駅を出て、ホテルへ戻る前にもうひと頑張り。駅前の路面電車乗り場から電車に乗って城下電停へ。
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17時を回った頃ですが、まだまだ日が落ちるまでに時間がありそうなので、岡山城へ。
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岡山城は戦国大名の宇喜多氏によって築城され、宇喜多秀家により整備されています。関ヶ原の合戦の後、西軍についていた宇喜多氏から小早川秀秋に与えられています。小早川氏断絶後は池田輝政の次男が入府し、以後、岡山は池田氏の系譜によって統治されています。岡山大空襲により天守は焼失してしまったため、現在の天守は外観を復元したものですが、不等辺五角形の形状をした天守は焼失前の天守の外観を再現しています。
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正面から見ると形はよくわかりませんが、旭川の川畔から見るとややいびつな形状がわかり、天守が不等辺五角形であることが理解できます。
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こちらは寛永年間に建てられ、現存している月見櫓。重要文化財になっています。
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岡山城天守は現在は資料館になっているので、中には入らず外観だけ見て城を後にします。岡山城から県庁前電停まで歩いて行き、電停のちょっと先にある岡山の百貨店天満屋に寄って夕食でも買おうかと思いましたが、あまり食指の動くものがなかったので、県庁前電停へ戻り路面電車に乗って岡山駅前へ戻ります。
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電停近くの商業施設内のスーパーで夕食を買ってホテルへ戻ります。路面電車の走っている町はやはりいいですね。
倉敷駅へ戻り児島へ向かいます。
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倉敷駅から児島駅までは下津井電鉄バスに乗ります。直近に出発する1240発のバスに乗車。バスは倉敷駅を出ると倉敷市街地を迂回するように走ります。
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倉敷アイビースクエアの近くを走ると突然車窓に犬の群れが。何事と思い見ると、屋根の上にビクターの宣伝用のビクター犬の群れ。後で調べて見ると倉敷貯金箱博物館というそうで、昭和の頃の貯金箱やおもちゃなどが展示されているようです。ちょっとびっくりしました。
アイビースクエアの近くを通るということは倉敷美観地区を通るということ。バスは先ほど写真を撮っていた橋を渡り倉敷川沿いにでます。その後は児島へ向けて走りましたが、意外に時間がかかり1時間ほどバスに揺られましたが、途中のバス停で乗り降りがあるとはいえ終始乗客は数名といった程度でした。
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児島駅には1345ごろに到着。駅中の観光案内所でマンホールカードをいただいて、自由席特急券を買ってホームに出ます。児島からは1355発の特急しおかぜ13号松山ゆきに乗って瀬戸大橋を渡ります。
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児島はジーンズの街として有名になっており、駅のエレベーターもジーンズの柄になっていました。
しばらく待って到着した特急しおかぜ13号は連休初日ともあって2両の自由席はほぼ満席。仕方がないので一番後ろの運転席そばのデッキで瀬戸大橋を渡ることにします。
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しおかぜに使われているJR四国の8000系電車は振り子式特急電車で、6両と3両で構成されています。中間に入る運転台は貫通式の構造になっており、仕切りの窓も大きいので前面展望を楽しむことができます。最後尾なので後面展望ですが、鷲羽山トンネルを抜けて下津井瀬戸大橋に入ると、トラス構造に覆われた軌道の風景を楽しむことができます。
道路、鉄道併用橋の瀬戸大橋は上部が瀬戸中央自動車道、下部がJR本四備讃線となっており、鉄道部分には新幹線も敷設できる構造になっています。現在は本四備讃線が中央部分に複線で敷設されていますが、四国新幹線が実現する折には左右に在来線と新幹線が敷設される新在併用橋となります。
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車窓を見るとトラス部材の合間から瀬戸内の風景と瀬戸内海を行き交う船が見られます。
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瀬戸大橋からの景色を堪能しているとあっという間に四国上陸。四国へ上陸するとわずかにカーブをして後ろからは今まで渡ってきた瀬戸大橋が見られます。南備讃瀬戸大橋と北備讃瀬戸大橋の吊り橋が見えます。
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岡山と高松の分岐駅、宇多津に1408に到着。
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ここで列車は5分停車してうしろに高松からの特急いしづち13号を連結します。ホームに降りるとすでに貫通扉が開いていました。
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やがて高松からの特急いしづち13号が誘導信号によって同じホームに到着。連結作業を行って8両編成で松山へ向かいます。宇多津駅での分割・併合は日常的に行われており、しおかぜ・いしづちの他、高知特急の南風・しまんと、さらには南風と徳島ゆきうずしおの3列車が分割・併合を行なっています。
いしづち号の自由席は空いていたので移動。とはいえ席についてわずか8分の乗車で多度津で降りるので、あまりゆっくりはしてられません。
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1422に多度津駅に到着。多度津駅は予讃線と土讃線の分岐駅でJR四国多度津工場もある鉄道の街です。多度津町でもマンホールカードを配布しているのでいただきにきたのですが、5年前に四国旅行した時に候補に入っていましたが、時間の都合で訪れることができず、今回5年越しの訪問となりました。5年前は駅から離れたところにあった多度津町役場でしたが、5年も経つと役場が駅のそばに移転してきていました。
マンホールカードをいただいて駅へ戻り、2駅戻る丸亀へいきます。が、先発列車は特急列車の南風号。待合室で時刻表をめくって先の行程を調べると南風号に乗って頑張ればもう1箇所行けそうです。わずか2駅、4分間のために自由席特急券を購入。とはいえJR四国は25kmまで450円で自由席特急料金を設定しており、気軽に乗車することができます。
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岡山行き特急南風16号にのって丸亀に1502に到着。30分ほど後の高松行き普通列車に乗るので、駅前のご当地郵便ポストも早々に見てから駅からちょっと歩く丸亀城へ向かいます。
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丸亀城へ早足で歩いて向かううちに急に疲労感が襲ってきました。朝から歩き回っているので当然です。疲労感を感じたので普通列車に乗るのは諦めて、特急南風で岡山へ戻ることにして歩く速度を緩めます。丸亀城は現存12天守のある城ですが、かなり上にあることと以前に見学したことがあったのでマンホールカードだけもらって戻ります。
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新しくなった丸亀市役所の前の歩道に綺麗な状態のご当地マンホールが。丸亀のうちわと丸亀城をモチーフにしています。
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のんびりと駅まで歩いて戻ると駅前広場の一角にポケモンマンホールがありました。ヤドンと丸亀城、うちわです。
結局駅へ戻っても1535発の高松行き普通列車に間に合いましたが、特急南風18号の指定席特急券と広島までの乗車券を買ったりします。
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岡山から20分ほどの乗車で倉敷駅に到着。想定通りほとんどの乗客が倉敷駅で下車して、改札はちょっとした混雑になっていました。駅を出てから水島臨海鉄道倉敷市駅へ。ここでマンホールカードをいただきます。水島臨海鉄道は乗っていないので、乗って行きたいところですが、時間も限られているので入場券を買って出ます。
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駅前の道路に水島臨海鉄道の車両が描かれたマンホールがありました。ここから観光地の倉敷美観地区へ向けて歩いてゆきます。先ほど降りた人たちはほとんどが目的地へ向かっていったようで、道は非常に空いていました。途中のあちてらすにあるホテルのフロントへ行きこちらでもマンホールカードをいただきます。途中で地図を見ると裏道からもいけそうなので、誰も歩いていない裏道からアクセス。
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裏道を歩いていると不意に賑やかな商店街に出ました。この辺りから倉敷美観地区が始まっているようです。
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路地へ入るとなんとも風情のある道。人もほとんど歩いていないのでのんびりと歩くことができそうです。
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こちらは倉敷市倉敷物語館の脇道。長屋門とその奥の蔵がいい景観です。この倉敷物語館では学生の演劇サークルが公演をしているようで、学生さんがしきりに勧誘していました。
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メインの倉敷川沿いへ出るとさすがに観光客が多く歩いています。ちょうど春節の時期なので中国系の方が多くおり、記念撮影に勤しんでいました。
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ちょっと空も曇っていますが、風もなく水面に景色が映っています。
この倉敷美観地区は倉敷川畔伝統的建造物群保存地区に指定されており、江戸時代に天領であったこの辺りを治める代官所が置かれ、倉敷川沿いに物資が集散し発展したことから蔵のある商家が立ち並び姿が残っています。
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ぶらぶら歩きながら蔵の街を散策していると旧倉敷町役場の倉敷館が対岸に現れます。とりあえず写真を撮ってから橋を渡り倉敷館観光案内所でマンホールカードをいただきます。わずかな距離で3種類とは効率がいいです。
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こちらがいただいたマンホールカードたちです。
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稚内市もすみっこぐらしとコラボをしていましたが、倉敷市もすみっこぐらしとコラボしてい多様です。すでに期間は終了していましたが、倉敷館の館内にはポスターが掲示されていました。
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観光客が多いので写真を撮るのにも気を使います。なるべく柳を入れて目立たないように撮っています。
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川には手漕ぎの船が観光客用に浮いていて、それもまた景色になります。
ちょうどお昼時なので、何か食べようとも思いますが。さすがは観光地。あちこちでお昼を食べようとする行列ができています。行列してまで食べようと思う気もないので駅へ戻ることにします。
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駅への帰りも裏道を通って帰ります。ほとんど人がいないので建物を見ながらぶらぶら歩きます。通りの写真を撮ろうと思ったらちょうど観光用の人力車が通りました。絵になりますね。