新・空と鷹と鉄の間に

ヒコーキ、ホークス、鉄道好きのブログです。

去る者を追って新潟へ~1

2015-02-16 20:10:15 | 鉄道

3月14日の北陸新幹線開業に伴い、廃止される在来線の列車を乗りに新潟へと出かけてきました。

ゆきは上越新幹線の「とき301」号で東京駅を出発。そのあとの「たにがわ」号でも良かったのですが、スキーシーズンでガーラ湯沢行きなので、指定が取れずに「とき」号となりました。「とき」号にもスキーヤーが乗っていましたが、指定は程よく埋まる程度で越後湯沢までのんびりと過ごします。
国境の長い大清水トンネルを抜けるとそこは雪国でした。

越後湯沢駅は激しく雪が降って。駅前から見た街には雪がうず高く積もっていました。駅前でも1m以上はあったでしょうか。こんなに雪が積もっているのをあまり見たことのない関東人はちょっとびっくりです。

ここ、越後湯沢からは北越急行線経由の特急「はくたか」号に乗車します。「はくたか」の名前は北陸新幹線に引き継がれますが。北越急行線内で160km/h運転をする特急は廃止されます。雪まみれになった681系電車が停車していました。こんな雪の中ちゃんと走るのかいな、と心配になるぐらい雪は降っています。この681系。北陸新幹線開業で余剰車が出るので、阪和特急「くろしお」の381系置き換えに使われるのでは…という予測が飛び交っています。この編成でも側面についていたロゴが消されていたのであながち嘘でもなさそうです。

長岡からの普通電車が遅れて到着。この電車が折り返し8時発の長岡行き普通電車になり、スキーヤーを乗せて出発して行きました。石打か上越国際あたりに行くのでしょうか。 

雪がついた行き先表示。この光景ももう見られなくなります。
東京からの新幹線からの乗り継ぎ客を乗せて、定刻8時20分に越後湯沢駅を発車。

車窓は雪景色。雪は降り続けていますが、列車はそんなのお構いなしに上越線を走って行きます。積もった雪が線路沿いに積み上がり、雪の壁ができていてあまり景色が見えません。場所によっては民家の1階部分が埋まるぐらいの勢いで積もっていました。
六日町で北越急行線に入り、トンネル区間に入ると速度が上がります。車体についていた雪が溶けて水となり、窓に筋を作っていました。トンネルを抜けて十日町を通過。再びトンネル区間に入り高速走行をして行きます。まつだいあたりに出ると雪は止み、次第に積もっている雪も少なくなって行きます。そして日本海側に出たしんざ駅あたりでは雪は消えていました。直江津に9時5分に到着。

直江津駅では雪はわずかに残っている程度。直江津駅では撮り鉄が待ち構えて撮影をしていました。乗り換えの列車まで小一時間あるので駅前をブラブラします。