新・空と鷹と鉄の間に

ヒコーキ、ホークス、鉄道好きのブログです。

去る者を追って新潟へ~2

2015-02-17 19:23:39 | 鉄道

次に乗る列車は直江津10時10分発の快速「くびき野3」号新潟行きです。町歩きを少し楽しんでから新潟までの切符を買ってホームへ。ちょうど金沢行きの特急「北越4」号がやってくる時間だったので、撮影に赴くと新潟車両センターの485系T18編成でやってきました。

絵入りヘッドマークと国鉄特急色が美しいです。当然のことながら撮り鉄が集まって必死に撮影していました。この編成の反対側の先頭車は北海道用に作られた485系1500番台車が連結されており、頭のヘッドライトが2灯になっている車両なのですが、そんなことをすっかり忘れて見送ってしまいました。

ここで珍車と遭遇。413系電車に組み込まれたサハ455形改造のクハ455-702です。413系自体が455、475系急行電車を2扉両開きの車体に改造したものですが、この車両は種車同様、急行型電車の姿を残している車両です。2両しかなく、北陸新幹線開業に伴う並行在来線分離の影響で廃車になる475系とともに運命を共にするようです。

こちらは413系電車。こちらの電車は並行在来線を引き継ぐ第3セクター鉄道あいの風とやま鉄道に引き継がれる予定です。直江津駅はJR東日本とJR西日本の境界駅なので、双方の乗務員さんの姿を見ることができます。

乗車する快速「くびき野3」号は、遅れていた長野からの妙高号を追いかけるように10時ごろにやってきました。


乗る前に反対側ホームに到着した越後湯沢行き特急「はくたか」に、北越急行所有の683系電車が連結されていたので撮影。JR西日本の683系と共通設計なのですが、塗装は北越急行独自の塗装です。この車両は新幹線開業後にJR西日本が買い取ることが決定しているので、こちらの塗装も消える予定です。
「くびき野」号は北越急行線からくるはくたか号の接続を待って7分遅れで直江津を発車。特急電車を使っている快速電車ですが、運転時間に余裕があるのか、それとも運転士が遅延回復運転をしているのかわかりませんが、停車駅ごとに遅れの時間は減って行き、長岡を出る頃には時刻表通りの運転になっていました。快速とはいえ停車するのは柿崎、柏崎、宮内、長岡、見附、東三条、加茂、新津と、特急とほぼ変わらぬ停車駅なので、車両と相まって特急に乗っている気分です。新潟まで2時間ほどを過ごし、新潟には12時5分定刻に到着。