新・空と鷹と鉄の間に

ヒコーキ、ホークス、鉄道好きのブログです。

週末パスで乗り鉄2017〜4

2017-03-17 20:33:49 | 旅行

1123に鳴子温泉を発車するとサミットへ向けて列車は勾配を登ります。トンネルに反響するディーゼルエンジンの音を聞いていると、列車の座席モケットにも採用されている鳴子峡に差し掛かります。列車は徐行で鳴子峡を通過します。


紅葉の時期には美しい車窓となる鳴子峡ですが、さすがに冬でもあり枯れ木ばかりです。しかし国道47号線のアーチ橋は見ることができました。トンネルの合間の鳴子峡は徐行をしていてもあっという間です。
鳴子峡を通過してからディーゼルエンジンが再び唸りを上げると、列車は勾配を登り標高を上げてゆきます。分水嶺が駅前にありその様子が見られるという堺田駅で山形県に入り新庄へ向けて勾配を下ってゆきます。車窓はすっかり雪景色となっていました。

雪景色の山形の車窓を眺めながら過ごし、1226に新庄駅に到着します。
新庄駅では2時間ほど時間があるので、新庄城趾にある最上公園まで歩いて見ることにします。道路は除雪されていて歩きやすいですが、時折舞う雪に難儀しながら最上公園の戸澤神社にお参り。
戸澤神社は最上新庄藩を治めていた戸沢氏の代々藩主を祀ったもので、新庄城本丸跡に建立されています。城址としては堀と石垣がわずかに残されているだけですが、市が建てた案内板に往時の姿を見ることができます。参道が雪に覆われた戸澤神社にお参りしてから新庄駅に戻ります。

新庄駅への道すがら、ホーロー看板がたくさん貼られた建物を発見。酒屋さんらしくお酒や醤油の看板が目立ちました。新庄駅へ戻り、駅の待合室で次の列車を待つことにしました。