新・空と鷹と鉄の間に

ヒコーキ、ホークス、鉄道好きのブログです。

夏の北海道ふたりたび〜9

2023-09-07 19:58:09 | 旅行
札幌からの特急宗谷号が1242に到着。昨日に同じ列車に乗って稚内にやってきたので、ちょうど24時間が経ちました。

本日はキハ261系0番台の6両編成。初期の車両で車体傾斜装置がついていますが、現在は使用停止中で普通の特急気動車になっています。ゆかりんを促して改札へ。改札に行く前に荷物を回収しておきます。

帰りはキハ261系0番台であることは事前に分かっていたのでグリーン席を用意しておきました。グリーン席は3列9席しかないですが、事前予約で2席押さえておきました。グリーン席は満席で、少し車内が暑い感じです。1301に稚内を発車。

帰りは窓側に座りましたが、雲が多く、利尻富士を望む区間では残念ながら見えずじまいでした。車窓を見ながら乗る前に相沢食料百貨店で買ったお昼ご飯を食べます。稚内名物のチャーメンとお店でつけた粕漬けの鮭のおにぎりをいただきました。シャケはご飯に合う美味しさでこれだけが売れるというのも納得の美味しさでした。

昨日訪れた抜海駅を通過。列車を撮っている観光客がいました。

昨年訪れた兜沼駅はその名の通り兜沼のすぐ近くにあり、駅の裏手に兜沼が広がっています。

幌延を発車してから次に通過する雄信内(おのっぷない)駅。多少難読駅名ですが、この駅も木造の駅舎が残っています。存廃問題に揺れている駅の一つでもあります。

雄信内から先は天塩川に沿って走ってゆきます。渡道前にこの辺りは大雨が降っていたので、川は濁り水量もかなり多かったです。途中の川沿いで25km/hの徐行区間もあったので、路盤が緩んでいるのでしょうか。
グリーン席は3列9席分の区画で仕切られているので、なんだか暑い感じ。トイレに立って指定席車両に行ってみるとこちらは涼しいのでグリーン車が暑いようです。少し涼んでから席へ戻ります。

音威子府に1502着。ここまで約2時間。昨年も同じ列車に乗っているのですが、今回の方が長く感じます。旭川まではまだまだです。長いのでちょっとウトウトすることに。

暑いのであまり長い時間ウトウトもできず、名寄に1550に到着。日はだいぶ傾いてきて西日が差し込みます。旭川まではあと1時間。

来る時に気になっていたのですが、名寄駅にはマンホール蓋のようなものが柵についていました。後から調べたらやはり名寄市のご当地デザインマンホールのようです。しかしよくよく見ると「JR」「なよろえき」と書かれていることから、どうやらJR名寄駅オリジナルのようです。
名寄を発車すると別の列車になったような高速走行。120km/hで走ってゆきます。旭川ー名寄間は2000年に高速化工事が完成し、特急列車運転開始とともに120km/hで走れるようになりました。名寄以北は最高95km/hなので体感以上の速度差があります。さすがに塩狩峠前後は速度は落ちますが、それ以外は快調に走り、旭川に1649に到着。

下車して写真を撮ります。本来であればこの奥に網走ゆきの特急大雪3号のキハ283系が停車しているのですが、大雨の影響で石北本線で法面崩落があり不通となっているので残念ながら運休となっています。
1700発の札幌ゆき特急ライラック36号に乗り換え。乗り換えといってもホーム上で乗り換えができるので乗り遅れる心配もありません。ライラックもグリーン席を確保しているので、グリーン席に乗車します。