南富良野町幾寅でお昼ご飯を買ってから国道38号線を富良野へと戻ります。途中で道道544号線へでてJR布部駅へ。
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この布部駅は北の国から第1回で黒板五郎一家が降り立った駅で、草太兄ちゃんが出迎えていた駅です。当時は木造の駅舎でしたが、現在はリニューアルされています。なんとなく当時の面影も残っています。この駅前には脚本の倉本聰氏筆による「北の国此処に始る」の木製看板が建てられています。また駅舎内には布部駅に降り立った五郎さん、純くん、蛍ちゃんの写真も掲示されていました。
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かつては島式ホーム2線を使っていましたが、現在は棒線化されています。ここで先ほど買ってきたお昼ご飯を車の中で食べます。お昼を食べてから出発。北の国からメインのロケ地富良野市麓郷へ向けて道道544号線を走ります。布部川に沿う道は17年前に自転車を漕いで走った道。一気に時間が戻ります。車でもなかなかの距離があったので、自転車でよく走ったものだと感心します。坂道を登り周囲が開けるとそこは玉ねぎ畑。北海道らしい雄大な景色が広がります。この景色がパーっと広がる感覚も覚えていました。
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麓郷市街地を抜けてやってきたのは麓郷の森。ここから北の国からの世界が始まります。17年前はなかった入場料を払って入ります。
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まず最初に現れるのが丸太小屋。最初に住んだ家から五郎さんの手により足掛け7話分かけて作られた丸太小屋です。その後、純の不始末により火事で焼けてしまいますが、そのシーンは別の小屋を建てて撮影されたようです。
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丸太小屋が火災で焼失した後に住んだのが赤い屋根の家。廃屋となっていた農家の家を直して住むようになったそうです。屋根の上には純が父親の誕生日プレゼントに作った風力発電の風車が乗っかっています。セットとはいえ両方とも生活用品がそのまま置かれており、生活感がにじみ出ていました。
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森の外へ出て見るとコスモスの花が咲いていました。ああ、すっかり秋だなあと妙な感慨に浸ってしまいました。
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続いてやってきたのは石の家。92巣立ちから02遺言まで黒板家としておなじみとなった石造りの家です。17年前にはまだ02遺言の放送から1年ということで、黒板五郎さんが生活をしているということから遠くから見るだけとなっていましたが、今は入場料を取って中に入れるようになっているようです。
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こちらは木で作られた手作り感満載の記念撮影スポット。何人かが記念撮影をしていました。
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赤い屋根が印象的な石造りの家。本格的に北の国からを見るようになったのは95秘密あたりからなので、この家はまさにドンピシャです。
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こちらは第1回から丸太小屋が完成するまで住んでいた家。廃屋同然だった五郎さんの実家を直し、風力発電を作り、水を引いた家です。こちらはのちに復元されたものです。
石の家を見学しながら、渋る五郎さんを市の観光協会の人が説得して公開に踏み切った…などと妄想が浮かんでしまいました。石の家を後にして次の場所へ。ふと思い立ってiPhoneの中に入っていた「北の国から」を流して車を走らせます。景色と共に流れるテーマソング。運転しながら感動で涙が出そうになりました。
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続いてやってきたのは拾ってきた家〜そして街、のエリア。02遺言の中で五郎さんが雪子おばさんのために作った家を中心に、並んでいます。こちらはドラマ終了後の2004に作られた純と結の家。純と結はドラマでは結婚していませんが、富良野市街地に住んでいるらしく、将来麓郷に戻ってくるときのために五郎さんが作った家です。廃バスを利用したりして建てられています。ドラマ終了後に作られたこの家は北の国からの世界がまだまだ続いていることを示しています。
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そしてこちらがドラマの中で作られた雪子おばさんの家。電話ボックスやロープウエイのゴンドラなどを利用して作られています。
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中畑のおいちゃん夫婦の終の住処として建てられた家。ドラマの中で中畑のおいちゃんこと地井武男さんが建設中のこの家で、奥さんの余命が幾ばくもないことを涙ながらに告白しているのが印象的でした。中畑夫妻は住むことが叶いませんでしたが、いまは娘夫婦の家となっています。
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その奥には4番目に五郎さんが住んだ家。ちょうど石の家を建設している頃にすんだ家でこの時に愛犬アキナが登場します。一通り見てから売店で思わず北の国からのCDを購入してしまいました。車に戻り早速開封をして、CDをかけながら走ります。まだ返却の時間まであったのでドラマのサントラを聴きながら上富良野駅へ。八幡丘を越えて走る道も17年前に通った道。丘から一気に市街地へ下ってゆく坂道も懐かしく下ります。富良野市街方向ではなく上富良野町方向へ進路を向けて上富良野駅へ。
上富良野駅で北の大地の入場券を買ってから、富良野市街地へ戻ります。富良野線と並行する国道237号線を走っていると富良野線の列車としばらく並走になりました。富良野市街地へ戻り、GSで給油をしてからレンタカーを返却。時刻は15時過ぎ。列車まではしばらく時間がありますが、一旦駅へ戻ります。
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富良野駅へと戻ってきましたが、乗車する列車は1611発と1時間以上時間があります。そこで旧富良野協会病院跡地にできたふらのマルシェまで歩いて行くことにします。
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駅のすぐそばにカラーマンホールが。マンホールカードの指標蓋と思われます。富良野市のご当地キャラがデザイされていました。
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