gooブログのお題に「寝台列車に乗ったことある?」というのがあったので乗っかってみました😁
30年ほど前にはまだ寝台特急。いわゆるブルートレインが日本各地を走っていました。まだ子供だった私はブルートレインというのが一種の憧れの存在でした。初めてブルートレインに乗ったのは国鉄時代。とはいっても夜通し乗ったわけではなく、当時国鉄の企画きっぷで「こだま&ブルートレイン」というきっぷがあり、東京から熱海までこだま号でゆき、熱海から折り返し東京行きのブルートレインにヒルネ扱いで乗車するというものでした。確か富士号に乗ったと思います。なにぶん子供の頃の記憶なのであまり覚えていませんが。
初めて本格的に乗ったのは1989年の3月。中学卒業し、高校入学を控えていた当時親公認の元、九州へ初めての長距離ひとり旅に出かけた際に東京ー延岡間で寝台特急富士号に乗車したのが最初です。24系25型のB寝台上段に乗り、初めてのブルートレインの旅でした。同じ寝台区画の方に優しくしてもらい、延岡までの旅を楽しんだと記憶しています。忘れられないのは早朝の山陽路でみた瀬戸内海を輝かせる朝日の美しさ。今では経験できなくなっていますね。
それからアルバイトでお金を稼いではワイド周遊券を使い、目的地までの足として
金沢ー上野間の寝台特急北陸号、
東京ー博多間の寝台特急あさかぜ1号、
熊本ー東京間の寝台特急はやぶさ号、
東京ー長崎間の寝台特急さくら号、
東京ー下関間の寝台特急あさかぜ号、
上野ー札幌間の寝台特急北斗星3号、
大阪ー東京間の寝台急行銀河号、
上野ー弘前間及び上野ー青森間の寝台特急あけぼの号
とブルートレインに乗っていますが、次第に運転本数が少なくなって行ったことや、移動手段に飛行機を利用するようになり乗ることもなくなりました。
それでも現在東京ー高松間で走る寝台特急サンライズ瀬戸号、東京ー出雲市間で走る寝台特急サンライズ出雲号には何かにつけて乗るようにし、サンライズ瀬戸号には3回、サンライズ出雲号には1回乗車しています。
夜の駅に寝台券を携えて向かい、列車に乗車して列車の揺れに身を任せて眠り、起きると異郷の地を走っているという感覚は新幹線や飛行機での旅では経験できないものだと思います。またいつかこのような旅が国内でできる日がやって来るのでしょうか。
*2,24特急券・寝台券の画像を追加しました。
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