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氷見駅からわずか8分の乗車で雨晴駅に下車。さすがは観光地でほかに何人か下車しました。駅から道の駅雨晴へ向かいます。ここでもマンホールカードをいただきついでにトイレに行っておきます。
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海越しの立山連峰で有名な雨晴海岸ですが、残念ながら立山連峰は見えず、わずかに射水市の新湊大橋の主塔が確認できるぐらいでした。
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雨晴海岸の由来は源頼朝に追われた源義経・弁慶一行が雨宿りを岩陰でしたところ雨が止んで晴れたという伝承からつけられた地名。その元となった義経岩が残っており、そのそばの踏切名は義経岩踏切。踏切を渡り海岸に出ると海の香りに癒されます。
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ちょうど氷見行きの列車が通過する時刻だったので、歩きながら安全に撮影できそうなポイントを探して撮影。なかなかいいい感じに撮れたのではないかと思います。
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条件が整えばこんな感じに見られます、というのが雨晴駅に写真が大きく飾られていました。やはり空気の澄んでいる冬場でないと見れなさそうです。
雨晴には1時間ほどの滞在で1030発の高岡ゆきに乗ります。列車は先ほどの折り返し。ボックスシートが空いていたので座りますが、わずか8分の乗車の伏木駅で下車。降りたのは1人でした。
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およそ30年ほど前の高校生の時に北陸周遊券で旅した時にこの駅は降りているはずですが、こんな駅だったかなあと思うぐらいの記憶。あまり懐かしさは感じられませんでした。この伏木での下車が今回の行程作りで悩んだところ。この後は約1時間半列車の間隔が開き、その後の行程にも響きます。そこで駅前から高岡・新高岡駅行きのバスに乗ることにしていますが、そのバスの時間までの20分ほどしかないタイトなスケジュール。ここは時間との勝負です。
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駅から坂道を上ったところの勝興寺まで行ってマンホールカードをもらい、駅へ戻ります。時間はまだ11時前。なんとかバスに乗れそうです。
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駅への道すがら旧高岡測候所の建物がありました。記念館になっているようですが、時間がないので建物を見る程度にとどめます。
伏木駅前バス停から高岡駅経由新高岡駅行きバスに乗り高岡を目指します。が、このバスは途中から万葉線と並走して走るようなので、米島口で下車して万葉線の電車に乗り換え。
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しばらく待っていると高岡駅前ゆきの電車が旧型の電車でやってきました。吊り掛けモーターの音と立川志の輔師匠の案内放送を聴きながら高岡駅へ。
高岡駅に着くとそろそろお昼を考える時間。あれこれ迷った挙句、駅ビル内でお弁当を買います。そんなことをしていたら1147発の富山行きにタッチの差で乗れませんでした。仕方がないのでホームに停車していた1224発、高岡始発の泊ゆき電車に乗って車内でお弁当をいただきます。
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購入したのは焼き鳥屋さんが作ったとりかつ弁当。チキンカツが乗ったお弁当ですが、甘辛いタレにくぐらせてあるカツは意外にもサクサク感が残っており、美味しくいただきました。30分ほど車内で待ってから1224に高岡を発車。1237着の呉羽で下車します。
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呉羽というと何か聞き覚えのある方も多いと思われます。この駅の近くにかつて呉羽紡績という会社の工場がありました。その子会社に呉羽化学工業という会社があります。そう、クレラップで有名なクレハがその会社。クレハの社名はこの地名からきています。呉羽紡績はのちに東洋紡に合併され、クレハ自体も東京に本社があり生産拠点は福島県が中心で富山とは関係なくなっていますが、名前の由来はここからきているというのを記憶しておきたいものです。
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その呉羽紡績の工場跡地には現在富山市芸術文化センターが立地しており、その建物はかつての工場建屋がそのまま使われています。また敷地内にあるダイニング&カフェ呉音は建築家隈研吾氏の設計によるものだそうです。そのダイニング&カフェ呉音でマンホールカードをいただいて駅へ戻り、富山へ戻ります。乗った富山ゆきの電車は近来稀に見る混雑で、ちょっと驚きます。
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富山駅で降りると反対側のホームに観光列車「一万三千尺物語」が到着。思わぬ電車の到着に驚きつつも撮影。この「一万三千尺物語」はあいの風とやま鉄道の観光列車で、泊ー富山ー高岡の間を走り、富山の寿司コースと懐石料理コースの2コースが運転されています。一万三千尺は富山湾と立山連峰の標高差を尺貫法で表したもの。その立山連峰と富山湾が産み出した幸を楽しむというコンセプトです。
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413系電車を改造した一万三千尺物語の車体デザインは富山の会社が行っており、立山連峰と富山湾、そして朝日によって色づく様をイメージしています。
全く時間なども知らず、たまたま電車を降りたら現れました。鉄の神様が降りてきたのでしょうか。
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