長万部では20分ほど停車するので、改札には向かわずにしばらく撮影をします。
改めてノースレインボーエクスプレスを撮影。ノースレインボーエクスプレスはキハ183系の一員で5輌編成のうち4両はハイデッカー車両、真ん中の3号車は2階建て車両となっており、2階は普通席で1階はフリースペースとなっています。各車両の塗装は一両ごとに違い、まるで虹のようであることからノースレインボーエクスプレスと名付けられています。道内を臨時列車で駆け回り、一時期青函トンネルを潜って青森県弘前まで運行されたこともあります。青函トンネル内では自走できないのでED79型電気機関車に牽引されて走行したようですが。
停車時間の間に札幌ゆき特急北斗7号がやってきます。こちらはまもなく引退のキハ281系での運行で、カメラが一斉に向けられているほか、ニセコ号から乗り換えた鉄道ファンもいたようです。
長万部駅では長万部町のゆるキャラまんべくんがお出迎え。長万部町の特産であるカニとホタテ、アヤメをモチーフにしているようです。このまんべくんはどうも女子を見ると抱きつきたくなる性質があるらしく、この写真の直前にも襲われている女子がいました。
ホームを歩いてふと乗車位置目標の表示を見ると、乗車位置にカニがいました。さすがは長万部駅です。
一通り撮影を終えて改札口へ向かうために跨線橋に上がると、跨線橋の窓から謎の水柱がはっきりと見えました。駅からは2キロ近く離れているのに見えるとは相当な高さまで噴き上がってきているのがわかります。
一度改札口を出て町へ。かにめし本舗かなやの売店でかにめしを買うと思えばさにあらず。数日来、左の肘が痛く、痛みが治まらないので駅近くにあるツルハドラッグにいって湿布を買ってきます。ちなみにツルハドラッグは北海道の企業で、北海道から全国展開をしている企業です。そのあとかにめし本舗かなや売店に行ってかにめしを買って駅へ戻ります。駅へ戻って北の大地の入場券を買って列車の改札を待ちます。
長万部1214発の札幌行き特急北斗9号に乗車します。改札が始まってからホームへ向かうため、跨線橋へ上がって見ると、先ほどより高く水柱が噴き上がっているのが見えました。原因はなんだかよくわからないようで、執筆している9/28現在で噴き上りが止まっているようなので、このまま終息してくれると地元の方々にとってはありがたいですが、自然のことなのでどうなるかはわかりませんね。
列車に乗ってから早速かにめしを開けます。かなやのかにめしは白飯の上にほぐした味付けカニ肉とたけのこを散らし、錦糸卵、椎茸、酢漬けのカニ肉などが乗ったお弁当で、温かい状態で提供されます。かつては長万部駅で販売されていましたが、現在は駅前売店での販売となっています。美味しくいただきました。
1時間ほどの乗車の登別駅で下車。この登別駅は25年ほど前の学生時代に下車した懐かしい駅です。
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