新・空と鷹と鉄の間に

ヒコーキ、ホークス、鉄道好きのブログです。

雪の中を行く新幹線

2012-02-19 12:34:36 | 鉄道

昨日は久々に新幹線で大阪まで往復してきました。ところが雪の影響で名古屋ー新大阪間で速度を落として運転するため15分ほど遅れるとのこと。普通ならば遅れることでやきもきしますが、約1名わくわくしながらカメラを取り出し待機する男一人…。
名古屋までは順調に走行し、名古屋を出て岐阜羽島を通過すると窓に水滴が当たり始めます。スプリンクラー作動中の区間に入りますが速度を緩めることなく突き進むのぞみ号。関ヶ原もスプリンクラーのおかげでたいしたことなく、順調に走行します。 


ところが米原にさしかかるとだんだんと状況が変化。景色が白くなってきます。心なしか新幹線も速度を緩めている感じです。

並走していた近江鉄道の線路が彦根方面に去ると、にわかに車窓が暗くなり、200km/h超の車窓にも雪が降っていることがわかります。そして豊郷町役場付近でグッとブレーキがかかる感じがして床下からはクゥーーーーーンと減速するモーター音が。

それでもスプリンクラーのおかげでなんとか新幹線らしさを保っていたのぞみ号ですが、遠くに野洲の電留線が見える頃に一段と減速し、100km/h程度の速度に落ちてしまいました。さらに野洲川橋梁上では止まりそうな勢いの減速。すぐに加速をしましたが、あとは京都まで減速運転。


米原通過から京都までは新幹線の中で一番距離を感じる区間ですが、ことさら長く感じました。
東山トンネルを抜けると雪景色は一転し、京都に13分遅れで到着。あとは新大阪まで突っ走るのかと思いきや、京都を出てもゆっくり走ります。既に晴れているのに不思議な感じですが、床下などに雪が付着していて高速走行は危険という判断でしょう。大山崎付近で阪急京都線が寄り添ってくる頃には加速を始めましたが、いつもより低い速度で走り、17分余計に時間をかけて新大阪に到着。阪急京都線が寄り添ってくる前に加速したのは、阪急に抜かれては新幹線の沽券に関わるからでしょうか。…んなこったあない。


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