「霧が丘短歌会」 2014年 6月23日 於)団地集会所
1、短歌の素材:
「こころ悲しい時に見る月」「人の急ぐ交差路を飛ぶ蝶」「緑の丘にそよぐ林」「大樹の翳」
「イチゴ摘み」「生シラスの目玉」「ひなげしの花の変化」「花びらの散ったチュウリップ」
「かすかに光を放つホタル」「咲き始めの紫陽花」「キッチンにはいる西日」「江の島」
「病む弟のために甘藷を植える」「カタバミの実のはぜる音」「堤防に迫る満ち潮」
「回転木馬」「暑い日のバス停への道」「団地の中の逞しい樹木」「日没を見る心」
「紫陽花の翳の亡き愛犬の餌ばち」「風の強い谷戸の林」「眠れぬ夜に書き留める短歌」
「病院の待合室に見る父の手」「犬の遠吠えに感じる幻」「ビル街に吹く風」
2、主な論点:
「印象は鮮明か」「言葉の選択は適切か」「読者に通じるか」「言葉が古風に過ぎないか」
「演歌的ではないか」「声調は良いか」「言葉に間違いはないか」「全体が通っているか」
「助動詞の使い方」「オノマトペは軽くなる」「言葉が重なっていないか」
3、会の進行
・遠方からの投稿があって、会員の刺激となった。
・角川短歌大賞の応募要項を配布した。
・「詩人の聲」の7月の予定を案内した。
・引き続き会員を募集する。(090-8017-9217 岩田携帯)
・会員の独自性が出てきた。(作者の価値観、人間が出ているのが秀歌だ。)