岩田亨の短歌工房 -斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・短歌・日本語-

短歌・日本語・斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・社会・歴史について考える

「霧が丘短歌」初夏

2013年05月28日 23時59分59秒 | 霧が丘短歌会
「霧が丘短歌会」初夏 5月27日 於)団地集会所


1、短歌の素材:

 「つややかな白き椿」「低山に降る雨」「蓮華の花の周りの蜜蜂」「躑躅の覆う山頂」

  
 「丘陵の朱き夕映え」「大輪の躑躅」「娘らとすれ違い行く時の『春の香』」

 「溢れ咲く桜と緑の現在」「土地の昔話をする老人」「暁の地平の瑠璃色の空」

 「窓の外の楡の木」「ひそやかに咲くさ緑の花」「上り坂、下り坂、夕陰」

 「幾年も伏せる人への絵葉書」「すれちがう幼子の挨拶」「地学の会よりの退会」

 「輝きを纏うハナミズキ」

2、主な論点:

 「比喩の妥当性」「助詞の選択」「事柄を詠まない」「一首に詰め込まない」

 「古い言葉を安易に使わない」「吾を詠え」


3、会の雰囲気:

 ・各人かなり力を付けて来た。

 ・叙景歌をきっちり詠んで、その先に幻想、象徴、個性が出て来る。

(岡井隆も加藤治郎も、叙景歌はきっちりと詠める事を確認した。)

 ・「目に見える物を的確に詠めなくて、心理が詠めるだろうか」

 ・何が「個性」かは、自分でも易々とは分からない。

4、会のこれから:

 ・各人の宿題を考える。

 ・諦めずに詠み続ける。

 ・引き続き、添削会員、遠方会員を募集する。

 (連絡先:090-8017-9217岩田携帯)

 ・六月からは曜日が変わる。




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