霧が丘短歌会 2012年9月24日 (於)団地集会所
1、短歌の素材:
「目覚め時の不安」「幼い妹と写った幼児期の写真」「喫茶店のカップ」
「夕空を覆う黒雲」「ローカル列車の窓からの田園風景」「鏡に映った自分に微笑む」
「近隣のインド人の子」「夏の篁の竹の青さ」「高校野球の熱戦を語る人」
「この夏見ないオニヤンマ」「高層住宅に明かりの灯る頃」「離れ住む息子の優しさ」
「夏の終わり」「落ちゼミの柔らかい感触」
2、論点:
「一首の内容が他人事になっていないか」「言葉の選択は的確か」
「固有名詞は感性の硬直を招く」「何もかも入れ過ぎてはいないか」
「読者に意味は伝わるか」「漢字の使い方に間違いはないか」。
3、会の持ち方について:
・近隣に住む会員が多いが、遠方から泊りがけで来る会員もあり良い刺激となっているが、なお一層の充実が求められる。
・一人一人が持ち帰って吟味する。歌会で終わりではない。
・一人ひとり表現力がついてきたので「作品の主題」を考えながら作歌してもいいのではないか。
・来月は10月29日(月)、AM.10:00~12:00
4、短歌全般に関して:
・どんな「入門書」があるかと言う会員の質問に対し「入門書」を紹介した。
・短歌と口語自由詩に関しての資料(近代詩の知られた作品をまとめたもの)と、今年の「角川短歌大賞」・角川「短歌」の定期購読の案内書を配布した。
5、会員:
・近隣の住民が集まって始まった会だが、遠方の方も大歓迎。直接来れない方の添削会員も引き続き募集中。
・連絡/問い合わせ
090-8017-9217(岩田・携帯)