岩田亨の短歌工房 -斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・短歌・日本語-

短歌・日本語・斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・社会・歴史について考える

霧が丘短歌会:2012年初秋

2012年09月25日 23時59分59秒 | 霧が丘短歌会
霧が丘短歌会 2012年9月24日 (於)団地集会所


1、短歌の素材:

「目覚め時の不安」「幼い妹と写った幼児期の写真」「喫茶店のカップ」

「夕空を覆う黒雲」「ローカル列車の窓からの田園風景」「鏡に映った自分に微笑む」

「近隣のインド人の子」「夏の篁の竹の青さ」「高校野球の熱戦を語る人」

「この夏見ないオニヤンマ」「高層住宅に明かりの灯る頃」「離れ住む息子の優しさ」

「夏の終わり」「落ちゼミの柔らかい感触」



2、論点:

「一首の内容が他人事になっていないか」「言葉の選択は的確か」

「固有名詞は感性の硬直を招く」「何もかも入れ過ぎてはいないか」

「読者に意味は伝わるか」「漢字の使い方に間違いはないか」。


3、会の持ち方について:

・近隣に住む会員が多いが、遠方から泊りがけで来る会員もあり良い刺激となっているが、なお一層の充実が求められる。

・一人一人が持ち帰って吟味する。歌会で終わりではない。

・一人ひとり表現力がついてきたので「作品の主題」を考えながら作歌してもいいのではないか。

・来月は10月29日(月)、AM.10:00~12:00


4、短歌全般に関して:

・どんな「入門書」があるかと言う会員の質問に対し「入門書」を紹介した。

・短歌と口語自由詩に関しての資料(近代詩の知られた作品をまとめたもの)と、今年の「角川短歌大賞」・角川「短歌」の定期購読の案内書を配布した。


5、会員:

・近隣の住民が集まって始まった会だが、遠方の方も大歓迎。直接来れない方の添削会員も引き続き募集中。

・連絡/問い合わせ
   090-8017-9217(岩田・携帯)






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