オオタカの森、雛たちも茶色の羽が生えてきた。 日に日に大きくなっていくようだ。 今週中にはある森で、また来週中には別の森で巣立しそうである。
オオタカと関係が深い鳥として、ハトの次に挙げられるのがムクドリである。 オオタカは孵化してもしばらく雛は見えないが、白い頭が見え始めてからは、ものすごい勢いで成長する。
その成長のもとになるのがムクドリのようである。 この時期♂は1時間半おきぐらいにムクドリを次々と捉えてくる。 都市型のオオタカが棲息するようになったのも、周囲にムクドリが沢山いたからだと思う。
周りに田んぼや畑がなくとも、生活できる森や環境と、ムクドリさえ居ればよいと思えるほどだ。 ムクドリは大軍を作り、声が騒音に近いと言うので、都市部では問題になりつつあるが、もし都市部にムクドリが居なくなったら、都市型のオオタカも減少すると思われるのである。
棲家だけではなく、食べ物、水場、自然の色々なものが関連して、生き物の棲息は支えられているである・・・・。
雛を見守る♀。
雛たちの様子。こんな感じ。
餌を持ち森へ飛び込む♂。
餌を持つ♂。
空を飛ぶヒメアマツバメ(だと思う。)