海杉ブログ 木材を中心に書き残したいことを投稿します

日々、気づいた事、エクステリアウッドのテクニックを書き綴ります。やりたい時、書きたい時だけ、疲れるので笑笑

床材

2010年01月30日 05時42分38秒 | 建築関連
新築させていただいたお客様から「床に傷がつく」というご指摘をいただいた。

椅子の脚の痕が気になるそうだ。


海杉 「脚に何かを巻いて傷がつきにくいようにするしか・・・」

お客様 「パイプ椅子の脚の丸い痕なんだよ」

海杉「それだと間違いなく跡がつきます。床は木でから・・・」

お客様「どうして、硬い傷のつきにくい床を選んでくれなかったんだい?」

海杉「コンクリートのように固い床ですか?」

お客様「そこまでは・・・」

海杉「木製の柔らかい床は、膝などに負担軽減させてくれます」

お客様「そうか!○○君(担当者)は、そこまで考えてくれたのか!」

お客様は大変喜んで、納得したみたいでした。

大切なことは、部材の性能だけで判断するのではなく、使う人のライフスタイルに合わせた選択判断が大切なのです。

何が(性能が)良いかではなく、何が(使う人にとって)適しているかという事なのです。

今の建築屋さんは、メーカーの商品のキャッチコーピーを鵜呑みにしてお客様に接している方が多いようです。