海杉ブログ 木材を中心に書き残したいことを投稿します

日々、気づいた事、エクステリアウッドのテクニックを書き綴ります。やりたい時、書きたい時だけ、疲れるので笑笑

暑い夏をクーラーなしでどう過ごすか?

2012年08月28日 07時59分58秒 | 建築関連
クーラーなしで建物の中で夏を過ごすことは、大変である。

建築に携わる人間として体を張って実験中である。

身をもって・・・。

色々なことを試してみた。

現在、もっとも有効な方法は、工場扇でだった。

我が家には、壁掛け扇風機が5台、扇風機が3台、リビング用扇風機1台、工場扇風機3台、サーキュレータ1台が動いている。

普通の扇風機では、暑さ対策にはならないが、工場用の扇風機だとかなり温度を下げることができた。

問題は、音だけだ。

家の中でも比較的室温の低いところに工場扇を設置して効率よく温度の低い空気を部屋に回す。

現在、玄関に置いてある。ここは、室内よりも室温が低い。その空気を階段と廊下を使って温度の低い空気を各室に送る。

ポイントは、送る風をどう外に出すかだ。つまり、通気性を重視する。缶詰の穴と同じ、一つでは、中身は出てこない。必ず、開口を2つ用意して置くこと。

邪魔にならないように天井に付けるのも一案だ。床下の空気を各部屋に送れるようにするのも良いかもしれない。

夏場でも温度の低い空気が作られるようにすることが大切だ。その空気を工場扇が動かす。


室温は、床の方が低い。天井は、かなり高い。天井裏になるともっと高くなる。

そこで天井裏に工場扇を設置する。どこにおいても邪魔にはならないので固定させている。コンセントコードだけが押し入れの天井から出ている。スイッチを入れると動き出す仕組みだ。
天井裏の温度が、工場扇を動かすだけで一気に下がる。しかし、40度が32度になる程度だ。下がるが、室温を下げる効果はない。暖められた天井裏の空気を外に出すことは、夜の寝苦しい暖気を防ぐことになる。昼間焼けて蓄熱している瓦の熱がそのまま、天井裏を伝わり、部屋におりてくるのを防ぐ。

天井裏の換気扇はポイントになる。