「形跡も記憶もない」額賀氏、宴席の同席を改めて否定
2007年11月16日11時59分
防衛省の守屋武昌・前事務次官をめぐる接待問題で、宴席に同席していたと指摘された額賀福志郎財務相は16日の閣議後の記者会見で「可能な限り調査した範囲では形跡もないし、記憶もない」と述べ、宴席の同席について改めて否定した。
守屋氏の証言では、額賀氏は一昨年ごろ、米国防総省のジェームズ・アワー元日本部長の来日の際に東京・神田の料亭で開かれた会合で、軍需専門商社「山田洋行」元専務の宮崎元伸容疑者=業務上横領などの容疑で逮捕=と同席したという。
この証言について、額賀氏は「日程を調べたところ、会食した形跡はないし、記憶もない」と語り、同席したこと自体を全面否定。宮崎氏との関係についても 「パーティーや勉強会で同席したことはあるかもしれないが、宮崎さんから誘われて接待されたことはない」と強調した。そのうえで「事実関係はきちんと調査 はしなければならないと思っている。自分の記憶に従って、しっかりと説明をさせていただきたい」と国会などの場で説明していく考えを示した。
一方、16日の衆院安全保障委員会で防衛省の中江公人官房長は「(額賀氏が防衛庁)長官在任中の05年10月末から12月末の長官車の運行記録を確認したところ、神田へ運行した記録はない」と説明した。川内博史氏(民主党)の質問に答えた。
防衛政策課長更迭へ 守屋前事務次官に「投資で増やします」
11月16日12時48分配信 産経新聞
防衛省は16日、防衛商社「山田洋行」からゴルフや飲食などの過剰接待を受けていた守屋武昌前防衛事務次官から投資運用目的の資金約4500万円を預 かった河村延樹防衛政策課長(47)を、現在の課長職から異動させる方針を固めた。自衛隊法60条の「職務に専念する義務」違反などを適用した事実上の更 迭人事とみられ、外部機関への出向など異動先の検討を始めた。
防衛省のこれまでの調査で河村課長は、守屋前次官に「投資で増やしますよ」ともちかけ、平成9年に約4500万円を預かり、父親の会社関係者という知人 に投資運用を依頼したが、損失を出したという。その後、同年末までに3000万円を、平成14年までに残金を守屋前次官に返済したとされる。
防衛省職員による多額の投資について石破茂防衛相は「可能な限り調査したい」と事実関係を明らかにする方針を示す一方で、「重要ポストの課長がいつまで も休む事態は看過できず、なにより投資の儲け話を職場に持ち込んだことや、多額の金銭を知人を通じてとはいえ運用することは、国家公務員として道義的倫理 的批判は免れるものではない」(防衛省幹部)との見解から、職務専念義務違反などを理由に更迭に踏み切ることを固めたとみられる。
河村課長は12日以降、「体調不良」を理由に有給休暇を取り続けており、防衛省には出勤せず、官舎にも戻っていないもようだが、防衛省の聞き取り調査には電話で応じているという。
守屋「腹をくくった」逆襲の始まり…道連れ心中覚悟
防衛省の守屋武昌前事務次官は15日の喚問で、なぜ、額賀財務相と久間元防衛相の実名を挙げたのか。守屋氏と親しく、自身の月刊誌の記事が喚問でも取り
上げられたジャーナリストの田村建雄氏は「ついに逆襲が始まった」と指摘する。田村氏は「腹をくくっった」とみており、守屋氏は政治家との道連れ心中をも
覚悟しているのか。
ついに政治家の名前を口にした守屋氏の胸中は…=15日午後、国会
「もったいつけてはいたが、あのタイミングで名前を出そうと考えていたのだろう。ついに守屋氏の(政治家への)逆襲が始まった」
守屋氏とは10数年の付き合いがある田村氏は話す。15日の喚問で、守屋氏は、野党議員の追及で、ようやく2人の名前を明かした。
「衆院の喚問では長く一緒にやってきた政治家への情があった。だが、自民党から突き放され、誰も守ってくれないなか、防衛利権をめぐる構造的な流れがあると国民に訴えたいと感じたのではないか」(田村氏)
この日の喚問では、自民党の山本一太氏が田村氏の記事をもとに守屋氏を追及した。田村氏が月刊誌『文芸春秋』(12月号)に寄稿した「独裁者 守屋武昌の告白『本当の悪は他ににいる』守屋は喚問直前に呟いた」で、山本氏は「悪とは何か」とただした。
これに、守屋氏は「原稿のチェックもしていない。きちんと申し上げているのは衆院と参院(の証人喚問)だけ」とはぐらかした。
田村氏は「あの場で引っ張れる質問ではなかったが、守屋氏は限られた時間の中でわれわれにサインを送っている。墓場まで持っていくものを含め、守屋氏は政治家についていろいろなものを持っていると言われ、これから広がりをみせる」と話す。
その上で、「『塀の中に落ちるかもしれない』と刑事訴追も視野にある守屋氏に今後、証言する機会はそうはない。捜査当局の調べの中で話す可能性がある」 「今回は2人だけという判断があったのだろうが、今回の守屋発言で肝を冷やしている政治家がほかにもいるはずだ」とみる。
田村氏が注目するサインは、久間、額賀両氏を挙げながら、取り上げ方が微妙に異なる点だ。
山田洋行の元専務、宮崎元伸容疑者がいた宴席について、守屋氏は「額賀さんとは、はっきり覚えている。米元国防総省日本部長が来たとき、神田の料亭で。宮崎さんがきて、それから額賀さんが来た」と詳細に証言。
一方、久間氏には、「2、3年前、六本木の旧防衛庁そばの料亭」と述べるにとどめた。
田村氏は「久間さんだけを出すわけにはいかなかったんだろう。ただ、額賀さんの場合、公式の場に近いと証言することで、かえってアリバイにはなった」と分析する。
久間氏には、野党議員から「次期輸送機エンジンについて代理店を介さず契約すると久間氏から聞いたことは」と問われ、「私が辞めた後、『君に言わないでおいたことが1つあった』と(久間)大臣から言われた」と認めた。
田村氏は「宴席以外のことも明確に証言している。激しい人事抗争のなか、4年以上も事務次官をやってきた人。闘う相手には最後まで闘おうと腹をくくった のではないか」「久間さんがどこまで仕掛けたか分からないが、守屋氏側も久間さんの動きについて情報を取っていたのではないか」と話す。
東京地検特捜部は、守屋氏と宮崎容疑者の贈収賄容疑を固める一方、政界ルートをも視野に入れているとされる。防衛利権の闇を知る守屋氏という、パンドラの箱は開くか。
ZAKZAK 2007/11/16
【守屋の暴露 】死なばもろとも…
\\\ モットユックリイケヨ!! 丶 \ヽ
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\\\ |\ ).額賀 \ \
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