

透明「それで


タイ「それがよ~


透明「

タイ「実はな・・・。」
タイさん曰く、知り合いからの紹介で
劇場を経営している会社から色々と頼まれ事を
されていて、困っていたらしい

その頼まれ事というのは、どうも
その劇場で、相次ぐ事故が多発しており
何かに祟られているとか


噂になり経営も悪化していて、どうにか
事故の無いようにしたいということで

タイさんのお店にある御札やら御守りやらを
とにかく持ってきて欲しいということらしいのだが・・・。
タイ「そんなんよ~

持って行けるかって~の

品物がかわいそうだ

こんな感じで、ごねているらしい


しかし、こんなんでよく商売してるよな~

透明「でもさ~

効くって知り合いが言っちゃったんでしょ

タイ「そっ


一応、そいつはオメ~と違って
筋の通ったヤツでよ~

断わりにくいんだよ

透明「・・・・・。」
一言多いんだけど・・・。
タイ「まあ、そんなこんなでお前が来たからよ

いっちょ頼むわ~

透明「はぁ~っ


タイ「あ~あ


透明「


タイ「ちっ


お前の師匠なら

くどくどくどくどくどくどくどくど
くどくどくどくどくどくどくどくど
くどくど・・・・・・・・・・・・。」
・・・あんたが一番くどくどいってんじゃん


透明「わかった、わかった


タイ「今からに決まってるだろ~

透明「えっ


タイ「ちょっと待ってろ


透明「ち、ちょっと

泰蔵さんは、電話をかけに奥へいってしまった・・・。
はぁ~・・・せっかくの休みが・・・。
しばらくして泰蔵さんが帰ってくる

タイ「大丈夫だってよ

なんであんたは、嬉しそうなんだよ


大丈夫か確認しなきゃいけない人、まだいるでしょ



タイ「何、ぶつぶつ言ってんだ


私はタイさんに連れられ、電車で30分ほど行った
劇場へ拉致られた・・・。
透明「へ~っ


タイ「ほんとうだな~

タイさん・・・本当に何もしらんのね

劇場は、思っていたよりも立派なもので、
外から見た限りでは問題は無いように視える

ということは、中か・・・。
私達は依頼者の待つ事務所に足を踏み入れる

続く・・・。
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