おもいもおいも
・(番外編・２）さてさて、陰食飲陽術を掘り下げてみましょう
食材には、気質という生命を維持するための
エネルギーが含まれていることはお話しましたが、
このエネルギーには大まかな区分けが存在します
それが、陰性の気質と陽性の気質です。
何となく陽性の気質の方が嬉しい気がする方も
多いかもしれませんが、実は身体を構成する
気質はバランスが大切となっていて、
本来、人間が一番健康体でいられる状態は
陰陽半々で構成されていることが大切なのです
しかし、現代では中々そのバランスをとることが
難しく、自分自身での自己管理がなければ
健康を守ることもままらならいこともあります
そういう意味では、今回の陰食飲陽術はうってつけ
食材から調理方法までを足し算・引き算で算出して
陰陽のバランスを意識することが簡単にできる
ようになるはずです
ここまではOK
かな
それでは、何故陰陽のバランスが大切なのか
そこを少しお話してみましょうね
この陰性の気質や陽性の気質は、偏ることで
人の性格や気性、精神面への影響があります
それ以外にも皆さんにとって大切な健康に対しての
影響もあるので説明しておきましょうね
皆さんはよく、
「焦げたものを食べ過ぎるとガンになるよ
」とか言われたことがないですか
これ、実はあながち間違いではないんです
もともとガンなどの腫瘍性の病気などは、
成長をうながす陽性の病気の代表とされていて
食材を焦がすということは、火を使い
多量の陽性の気質を食材に含ませたことに
つながります
まあ、全てが全てそこにつながるわけでは
ないのですが
確かに現代社会の食事事情は昔と比べて格段に陽性の食材を陽性の調理方法で
料理することが増えたような気もします
逆にこういうウワサもあります
「白いモノを食べすぎると身体を冷やすよ
」これも実は一理あります
全ての白い食材がそうではないのですが
陰性の気質を持っている食材には、白いモノも多く、
陰性の気質を多く摂取すれば、身体を冷やし
風邪を引きやすく、冷え性などの慢性的な
病気にかかりやすくなったりもします
しかしよ～く考えてみてください
この食事方法
裏を返せば風邪を引いている時には陽性の食事をしっかり取ることで風邪を早く
治すことにもつながりますし、陰性の食事を
とることで、腫瘍性の病気などにも病状を
抑えることにもつながります
ちなみに、普段から意識している方も多いと
思われるダイエット
陽性の気質が多いものは太りやすく
陰性の気質が多いものは痩せやすい
とも言われています
まあ、だからといってあまり食事に神経質に
なりすぎるのも良くないですし、やはり先ほど
お話したように、陰陽のバランスが大切です
今回のお勉強は食事を楽しみながら健康を少し
意識できれば良いと想います
さ～て、次回は
陰陽強度の概念
を説明して行きま～すメモの用意をしておいて
くださいね～
続く・・・。
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