挨拶まわり ・2
またまた電車を乗り継いで1時間半・・・
透明「はぁはぁはぁはぁ・・・去年から
この道を何往復したんだろう・・・」
山の中の小さな工房
さすがにこれだけの山道だと慣れない・・・
透明「はぁ~~~~っ着いた~~~っ
す~~~~っす~ば~る~く~ん
あ~そ~ 」
あ~そ~ 」
昴「バタン小学生か 」
透明「あっいた」
昴「いたじゃない今日は何も予定は無かった
はずだぞ」
透明「うん無いよ~」
昴「はぁ」
透明「今日は、挨拶まわり」
昴「・・・も、もうそんな時期か」
透明「まあ、ちょっと早いけどね」
昴「それじゃ、もう何ヶ所か」
透明「いや、まだ産土様にだけ」
昴「そうかお前も大変だなぁ~沢山の神や仏に
加護をもらっているから」
加護をもらっているから」
透明「でも、その御陰で今年も色々な事に対応できたんだから、
これくらいは当たり前にしないとね」
昴「しかし、俺のところには来なくても良いんだが」
透明「あははっ昴はついで」
昴「えっ」
透明「今日の挨拶の相手は、妖精達だよ」
昴「はぁ~・・・お前も律儀なヤツだ・・・」
透明「ということで、これ渡しておいて」
昴「何だよコレ」
透明「特製・ハチミツ酒」
昴「お前、これ」
透明「前に、聞いておいたんだもちろんアルコールは
飛ばしてあるから安心して」
昴「そうか・・・ありがたくいただいておくよ
皆、喜ぶと思うよ」
透明「昴には何もないけど、来年、黄昏の刻が終わったら
一応、ご飯でも食べに行こうよ」
昴「ああ、そうだなまあ、それまでは気が抜けないから、
頑張らないと・・・そういえば、マニャさんのところにも
行かないとな」
行かないとな」
透明「もちろん、後日、アポとって行くつもり
マニャさんはマニャさんで、自分のところの仕事が
忙しい時期だろうから、こちらもちゃんとしないと
忙しい時期だろうから、こちらもちゃんとしないと
それに、昨年からお世話になりっぱなしだし、
行くときには、昴にも連絡するから、一緒にいこうね」
昴「ああ、わかった」
透明「それじゃ~後は、12月末に迎えに来るから」
昴「はい何のことだ」
透明「決まっているじゃないか今年もやるぞ」
昴「やるって・・・まさか」
透明「禊ぎ」
昴「う、うそだろっ」
透明「透明うそつかな~い」
昴「くっ・・・。」
透明「逃げてもちゃんと捕まえるから用意しておいてね」
昴「×○△@ 」
顔面蒼白な昴くんを尻目に、次の目的地へレッツゴー
続く ・・・。
昴と透明先生のお店
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