全開 ダメ~~~ンズ ・10
透明「さてと、和重くんに取り憑いた霊は、
君の身体の格子を広げて身体に取り憑いた
ことは、理解できたかな」
和重「はい」
透明「それじゃぁ~、次に、霊が何故取り憑きを
起こすのか説明しようね」
起こすのか説明しようね」
和重「何故、取り憑くのかですか」
透明「そうだよ霊だって、切っ掛けがなければ
そうそう取り憑いたりするものじゃないんだ」
和重「そうなんですか」
透明「うん霊が取り憑くというのは、考え方を変えれば、
その人に縛られるということでもあるんだ
そうなれば、自由ではなくなるでしょ」
和重「そ、そういえば、そうですよね」
透明「ということは、霊にも霊の考えがあると言うことなんだ
つまり、霊にも取り憑く為の理由があるということになる」
和重「理由ですか」
透明「霊が取り憑くということは、霊にとっても、ある程度
恩恵がなければならない
だから、そこには霊なりの目的意識が存在するという
ことなんだよ
通常、よく言われているのは、亡くなった人が自分の死を
受け入れることができず彷徨い、自分という存在に
気づいて欲しいから取り憑くというパターンだけが
気づいて欲しいから取り憑くというパターンだけが
先行していると思うのだけど、実はそれ以外にも
目的意識があるんだ」
和重「僕も気づいて欲しいから、取り憑くのだと思っていました」
透明「そうでしょうでも、自分に気づいて欲しいから
取り憑くというのは、ごく少数だったりするんだよね」
和重「ええ~っそうなんですか」
透明「世の中的に知られている目的意識というのは、
除霊が成功したパターンが多いからなんだけど、
ある意味、誰かに気づいてもらいたい霊というのは、
除霊をする人が、その人に気づいてあげることが
できたからこそ、想いを昇華し、あの世に帰れるという
簡単な縮図だったりするんだ」
和重「た、確かに、そう考えると・・・」
透明「でもね霊といっても、元は君と変わらない人間でしょ
そんなに簡単な思考はしていないものだよ
私が視てきた霊たちは、割と自分を持って行動している
人が多くて、気づいてもらうことを目的に行動している
人の方が、少ない気がするんだ
その中でも、取り憑こうという意思がある人の大半は、
自分の考えと似ている人もしくは、相性の良さそうな人
というのを、選ぶ対象にしている」
和重「ええ~っそれって、恋愛みたいじゃないですか~っ」
透明「まあ、簡単に言えば近いかもね
だって、身体を共有するわけでしょ
そうなると、自分に合わなそうな人の中に入りたい
と思う人はいないでしょう」
和重「そ、そうですね・・・」
透明「まあ、霊にもよるけど、自分が生きていた頃の
追体験ができるような、自分の考えに近い人を
選ぶことが多いのは、間違いないんだ」
追体験ができるような、自分の考えに近い人を
選ぶことが多いのは、間違いないんだ」
和重「ということは、僕についていた人って、僕の生き方に
近い人だったということですか」
透明「いいやそういうわけでもないんだ
実際に君に憑いていた人は、どちらかというと
おせっかいなタイプかな」
和重「」
透明「霊の中でも、自分が亡くなっていることを理解している
人の場合は、あの世に帰った時の心配をしている人も
多くてね
そういう人の中には、自分が取り憑くことで、
その人を助けようと考える人もいるんだよ」
和重「そ、そうなんですか」
透明「もちろん、そう言った人たちも、自分が生きていた時に
想っていた願望を持っている人や生き方が近い相手を
選んで取り憑いたりするのだけど、それが果たして
取り憑いた人にとって、良い結果になるとは限らない
現に君に取り憑いた人は、君が深層心理で我慢していた事
を増幅させて今の現状に導いている
それが正しいかどうかは別として、和重くんが我慢してきた
気持ちと同調して取り憑いたのは間違いないのだけど、
ここまで環境を変化させるというのは、正直、和重くんの
意思よりも、霊自身の意思の方が強く反映していたという
意思よりも、霊自身の意思の方が強く反映していたという
ことになるから、やりすぎだよね」
和重「・・・・そうだったんですね・・・。
でも、その霊は、僕を助けてくれようとしたんですよね」
透明「本人は、そう言っているけどね」
加苅「そうそう」
透明「ただ、結果としては偏り過ぎ」
加苅「うっ」
透明「元々、取り憑くというのは、さっきも言ったように
取り憑く相手の格子を広げて入ったということ
通常、人間はこの格子を広げたまま生きるというのは、
かなり無理があるんだよ
取り憑かれている間は、この格子は広がってしまっている
ワケだから、本来体内に蓄積されている大切なものが
そこから零れ落ちてしまうこともあるんだ」
そこから零れ落ちてしまうこともあるんだ」
和重「大切なモノ」
透明「そう例えば運」
和重「運ですか」
透明「運は元々、身体の中にある器に溜まっているものなのだけど、
人間は、毎日その器から、その日を無事に生きる為に
必要な運を供給され生きているんだ
もちろん、運が良い人というのは、その器から運を引き出す
力が強かったり、器に溢れるほどの運が溜まっている人を
言うんだけど、霊が取り憑いた人というのは、これとは逆に
力が強かったり、器に溢れるほどの運が溜まっている人を
言うんだけど、霊が取り憑いた人というのは、これとは逆に
運の消費が異常に早くなるんだ
運が消費されるというと、運が良くなるように感じるかも
しれないけど、これは、それとはまったく別の意味となる
取り憑かれるということは、身体の中に二人の人間が存在
しているという認識がされてしまい、その日を無事に
生きる為に供給される運も2倍供給され配分が行われて
しまうんだ
しまうんだ
だけど、方や受け取る肉体(器)がある方やその運を受け取る
肉体(器)は無いとなれば、霊に供給された運は、全て格子から
肉体(器)は無いとなれば、霊に供給された運は、全て格子から
垂れ流されてしまう
その上、運の供給は、最低限その日を無事に生きる為に
行われるものだから、供給しても溜まってゆかなければ、
身体はどんどん、器から運を排出してその日を無事に
乗り越えさせようとしてしまう
結果としては、早い段階で運の枯渇現象が起こり、
色々な面で、上手く行かない事や、生命の危機に直面
することすらでてきてしまうんだ」
和重「そ、そっかそれで・・・あまりにも全て上手く行かない
ことが多かったんだ・・・
でも、僕に憑いていた霊は、そのことは知らなかったの
ですよね」
加苅「し、しらん」
透明「(本当だろうな)」
加苅「ほ、本当だ信じてくれ」
透明「ふぅ~っ・・・知らなかったのだと思う
ただ、中には知っていて行う霊もいるけどね」
和重「そ、そうなんですか」
透明「まあ、一般的に言われているのは、
邪な想いをもった霊邪霊と言われるものや、
悪意をもった霊悪霊というのがこの部類に
なるかな」
もう少し、霊のお話し続きま~す
続く ・・・。
この記事を最初から読むには
昴と透明先生のお店
Guardian Jewelry Access
是非ごらんください
https://guardian-jewelry.com/
Guardian Jewelry Access
是非ごらんください
https://guardian-jewelry.com/
ポチしてくれると励みになります
応援よろしくお願いします
↓ ↓
にほんブログ村ランキング
↑ ↑
応援ボタン2箇所ポチッとよろしくお願いします