あんぎゃ~~~っ 
・9


透明「ふぁ~~~~~っ
寝不足・・・
」



昨夜のことが嘘のように晴れわたる空を見上げ
ながら、ペットボトルの水をがぶ飲みし、
目を覚まさせる

揚羽「おはようございます
」

六羽「ご主人たま~
おはよう~
」


透明「おはよう
さてと、準備して行きますか
」


六羽&揚羽「はぁ~い
」

私は、寝袋とテントをしまい、少し身体を伸ばしてから
長い山道をあるき出す・・・。
今の時間・・・AM9:00

透明「ハックシュン
」


揚羽「風邪ですか
」

透明「流石にまだ明け方は
寒かったみたい
でも、大丈夫
」


六羽「ご主人たま
無理しちゃだめらよ
」


透明「平気
平気
」



心の中で、これも久しぶりかもと思っていた・・・



式達とは、いつも一緒にいるつもりだけど、
こういった自分だけの時間のときに、この子達と
他愛のない話をすることも少なくなっていたことに
改めて気づく・・・。
透明「(考えたら、いつも助けられているよなぁ~
二人には、自由に出入りできるように
制限はかけていないけど、いつも気を使って
くれているのが改めて分かる・・・。
これからは、それが当たり前にならないように
意識して声をかけるようにしてみよう
)」

二人には、自由に出入りできるように
制限はかけていないけど、いつも気を使って
くれているのが改めて分かる・・・。
これからは、それが当たり前にならないように
意識して声をかけるようにしてみよう

そんなことを考えながら、山道を歩き続けていた・・・。
透明「そろそろ、お昼にしようか
」


揚羽「そうですね
何だかんだ、歩き続けてもう

12時ですもんね
」

六羽「お腹空いた~
」

二人には、私の練り込んだ気質を与える

この子達は、一般的な食料も食べることは食べるのだが、
二人の気質量を考えると、満腹にするのに一人当たり、
成人男性3人分の食料が毎食必要になってしまう

成人男性3人分の食料が毎食必要になってしまう


そうなると、家計は火の車だ



ということで、疲れはするが、自分の溜めに溜めた
気質を与えたほうが、家計に優しいし、意外とそのほうが
二人とも嬉しいみたいだ・・・。
二人とも嬉しいみたいだ・・・。
六羽「おなかいっぱぁ~い~
」

揚羽「はぁ~
ご主人汁で身体が満たされます~
」


透明「おい
ちょっと、その表現は、何か問題あるし、


気持ちが悪くなるからやめていただけませんか
」


揚羽「いいじゃないですか~

幸せいっぱいです
」

透明「・・・・
」


皆さんの中で、気分を害された方、
ごめんなさい・・・

ごめんなさい・・・


透明「はぁ~
・・・さてと、次は私の番だね


流石に、お腹空いてきたよ
」

そう言うと、大きなカバンから、簡易コンロと手鍋
水と・・・。
水と・・・。
透明「じゃぁ~~~ん
御神体登場~
」


やっぱり、コレでしょう



揚羽「ご主人様
また、カップラーメンですか


あまり、身体には・・・
」

透明「うっ
ま、まあ、仕方ないでしょ




ここで料理とかも出来ないし
」

六羽「・・・身体、心配・・・
」

透明「ううっ
そ、そうだよね


わ、わかった
今日だけ
今日だけだから

」





揚羽「はぁ~
・・・今日だけですよ


まったく
子供みたいなんだから~
」


そう言いながらも、るんるん気分
でカップ神との
交流をはかる

交流をはかる

「ズズズ~~~ッ
」

透明「はぁ~~~
大空の下
カップ様との一時



贅沢な時間だ~ 


」




六羽&揚羽「はぁ~~~~っ
」

そんなこんなで、昼ごはん終わり

またまた、元気よくあるき出す

しばらくして、大きな渓谷が見えてくる

六羽「わぁ~~~
ごしゅじんたま~~~
橋があるよ~
」


橋があるよ~

透明「本当だ
結構長いし、谷も深いね


・・・・んっ
」

揚羽「ご、ご主人
あ、あれ
」


橋の手すりの上に・・・人 

透明「や、やばい
」


突然のことに、目を疑ったが、考えるよりも先に
勝手に身体が動き出す
勝手に身体が動き出す

続く ・・・。







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