占い師の日記

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異世界冒険譚・36ー2

2019年12月27日 08時00分02秒 | とあるゴールデンウィークの話*-あくの強い大人達*-もう一つの世界
異世界冒険譚36ー2


透明「そして、もう一つの分け御霊の解釈だけど・・・。

   ちびにゃは、さっき言ったことで

   疑問が残ったんじゃない

ちび「えっあっうん

   さっき、一回の人生で得られる情報って

   0.4しか使わないって言ってたでしょ

   でも次の転生で、使った1パーツは置いて

   行かないといけないから、残りの0.6

   もったいないなぁ〜って・・・。」

透明「そこで、登場するのも、分け御霊なんだ

ちび「

透明「これは、仏様の配慮なんだけど・・・

   残った魂のピース(0.1分)は繋ぎ合わせて

   一つのパーツにすることができるんだ


   そして、転生回数が12回と決められている

   ことを考えると、同時に同じ場所に魂を送ることが

   できない為、平行世界、私の知識だと

   重層過層というんだけど、この世界にパーツを

   受け入れてくれる魂を探して、共存させてもらい

   私の世界と同時に、こちらの世界でも修行ができる

   ように配慮されているんだよ

ちび「つ、つまり、この世界には、透明の世界と

    同時に修行している魂があるってこと


   世界が違うから、それも可能ってことなんだ

   でももし、この世界にたまたま、透明の世界

   から迷い込んできた人がいて・・・分け御霊と

   会っちゃったら、どうなるの

透明「強制終了だね

ちび「えっ

透明「私の世界でも、まことしやかに囁かれている

   話だけど、世界には自分と同じ人間が

   3人存在していると言われてて、その人と

   会ってしまうと、死んでしまうって

   言われているんだ


   つまりこの噂は、異世界から迷い込んだ

   自分と会ってしまったことを想定して

   噂されているものなんだと思う

   魂は、同じ世界で別々に存在できない

   それは、魂が引き寄せ合う力を持って

   いるからなんだ

   つまり同じ魂を持った人間同士が出逢えば

   魂は引かれ合い、外へ飛び出してしまうんだよ

ちび「こ、怖い・・・

透明「こういった現象は、昔からドッペルゲンガー

   なんて言われていて、この話では、自分と

   そっくりな人間と言われているけど、

   どちらかと言うと、容姿よりは魂が同じ

   というところが本質
なのかもしれない。」

ちび「と、透明は、大丈夫なの

透明「えっ

ちび「だって、透明にも分け御霊がいるかも

   しれないじゃん

透明「さっきの話、聞いていなかった

ちび「えっ

透明「エレさんは、分け御霊の無い存在を

   指定して召喚したと言っていたでしょ

>ちび「あっそういえば・・・。」

透明「私には、分け御霊がないんだ

   通常、生き物は分け御霊を分ける世界が

    3つまで用意されている


   さっきのドッペルゲンガーでいう3人と

   いうのは、この3世界を言うんだけど、

   どんな人も、必ずと言っていいほど

   分け御霊が存在していて、分け御霊を

   用意していない人は、余程の馬鹿か

   魂が若いかのどちらかなんだよ

ちび「透明の魂は若いの

透明「気を使ってくれてありがとう

   でも、私の魂は若くはない、つまり

   余程の馬鹿なんだ

   通常、2世界で修行をすれば、

   一回に倍の経験値が積まれるのだけど、

   1世界で魂を埋めるとなると、

   かなりハードな人生を送らないと

   埋めることが出来ないんだ
>

   そして、この馬鹿な判断をした場合は

   転生した際に、魂の器を埋めることが

   出来ないから、前世の情報をもって、

    転生することを許可されているんだ


   だから、私は霊界のことも前世のことも

   覚えているんだよ

ちび「な、なんで、そんな大変なことを

透明「何でだろうなぁ〜

   でも、私は自分の世界が好きなんだ

   だから、その世界の全てが知りたい

   何度も転生を繰り返しても、また

   新しい事柄が生まれる自分の世界を

   知り尽くしたいんだと思う

エレ「透明・・・話が進まないんだが・・・

透明「あっごめん

ちび「す、すみません

エレ「とにかく・・・スバルと私は、同じ魂で

   存在している者・・・そして、私達は・・・。」

透明「ワールド・バランサーってことですよね

   つまり、世界の均衡者

   人間には3つの世界が与えられている

   その3つは、1人が別々の3世界をもち、

   Aさんの3世界とBさんの3世界は、必ずしも

    交わるとはかぎらない


   つまり、人一人に許された世界は全て

   別物ということになる

>エレ「そうだ・・・お前たちの世界は軸の世界、

    そして、我らの世界は歯車の世界だ


   しかし、どちらも修行場として重要な

   フィールドとなる

   こちらの世界の均衡が崩れれば、そちらの

   世界にも干渉してしまうし、逆も然り

   つまり、誰かが、世界の均衡を担う必要が

   あるため、導交3世界には、我らのような

    使命が課せられているものが存在する


透明「妖精眼・・・昴が持つ目は観似手の一部で、

   本来の観似手は、このワールド・バランサーと

   しての能力・・・でも、この能力は過酷すぎる・・・。」

エレ「私達には、世界の均衡を担う役割がある。

   故に、人と交わることを避けて生活しなければ

    ならない
・・・しかし、スバルの信じたお前なら

   そう思って、お前を呼んでしまった

   すまないことをした・・・許してくれ・・・。」

透明「はぁ〜・・・ちなみに、今、昴はその眼で

   こちらを見ているんですよねぇ〜

エレ「えっあ、ああ・・・。」

透明「妖精眼は、こちらの世界とのパイプにも

   なっているということか・・・。

   おいこら


私は、エレさんの眼を通じて視ている

昴に話しかける


エレ「

透明「お前、帰ったら、覚悟しておけよ

エレ「と、透明す、すまない

   今回のことは、私が

透明「エレさんいいんですよ

   昴は、私のキョウダイですし、

   こんなの日常茶飯事ですから

   それよりもちゃっちゃと帰せ〜 

エレ「

透明「エレさんの召喚術は、こちらの世界に

   呼ぶものでしょ

   つまり帰るには、あちらから召喚術をかけて

   召喚してもらう必要があるんですよね

エレ「な、なぜ、それを・・・

透明「まあ、何となく分かっちゃうんですよ

   私も観似手持ちですから

エレ「

透明「う〜ん・・・しかし・・・。」

エレ「

透明「エレさんひとつ聞いていい

エレ「は、はい

透明「ワールド・バランサーの能力って、

   こちらの世界と私の世界の均衡をとる

   ことが出来るんですよねぇ〜

   つまり、エレさんが調子が悪い時に

   昴の波長と合わせて回復させることも

   できるんですよねぇ〜


エレ「えっああ、それはできると思う・・・。」

透明「ふむふむ

   (これって・・・使えるんじゃねぇ)」

エレ「

透明「(変革期もあるし・・・・おおっ

     ちょっと、面白くなってきた・・・
。)」

エレ「あ、あのな透明大丈夫か

透明「大丈夫

エレ「あ、ああそうか・・・よかった

   すぐに、帰るか

透明「そうだね

   名残惜しいけど、この世界に来て

   随分日にちが経っちゃったから
・・・。」

エレ「わかった・・・。」

ちび「透明

透明「

ちび「・・・本当に・・・帰っちゃうの・・・。」

透明「ちびにゃ・・・。」



次回、お話ファイナルです 



        続く ・・・。



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

今回の話は深く話せないことなので

すみませんが、ご質問にはお答えできない

と思ってください また何かの機会に

掘り下げられればお話ししたいと思うので、

もし知りたいことがある場合は、

リクエストでお願いします

(質問ではなくリクエストと書いていただけたらと思います

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



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異世界冒険譚・36ー1

2019年12月27日 08時00分01秒 | とあるゴールデンウィークの話*-あくの強い大人達*-もう一つの世界
異世界冒険譚36ー1


ちび「世界は

透明「仏様の細胞の一粒でしか無いからね

   この宇宙・・・銀河系は細胞の一つ

   その中には、核となる宇宙の中心があり、

   そこには、沢山の役割をもった惑星が

   存在する

ちび「ううっ・・・ちょっと、頭がついて

   いってないけど・・・仏様って

透明「仏様というのは、六道を作り、

   全ての六道を管理してくれているお方

   つまり、六道の外から、私達を

   守ってくださっている方々だよ

ちび「えっも、も、も、もしかして

透明「六道は修行の場

   それは、神界も同じ・・・つまり、

   上位界の神界で沢山の徳を積めば

   神様も仏の世界、仏界へと導かれて

   行くことになるんだ


ちび「あっ・・・だめだ

   ・・・頭が混乱してきた・・・。」

透明「まあ、その話はいいよ

   つまりこの世界は、霊界から修行の場として

   選ぶことができる、フィールドの一つ


   ということになるんだもちろん、これは

   私の世界も同じことだけどね

ちび「そ、それじゃ〜オイラが役目を終えて

   次に転生する時には、透明と同じ世界に

   転生することもできるの


透明「もちろん

   ただ、これにも色々と規約的なものが

   あるから、確実とは言えないけどね

ちび「そ、そうなんだ

エレ「話を進めても良いか

透明「あっごめんなさいお願いします

エレ「私がお前を召喚する際、縛りを付けたのは

   純粋な魂・・・つまり分け御霊の無い存在

   を召喚する
ことを条件としていたんだ

透明「よく、そんな縛りを付けて召喚しましたね

   普通は、必ず分け御霊があるものですよ

   ・・・って、分け御霊という言葉を

   知っているということは・・・。」

エレ「ああ・・・私達は繋がっているからな

   スバルというお前の世界の私との交信を通じて

   その存在がいると言うことが分かっていたんだよ


透明「ワールド・バランサー

   あのやろ〜〜〜〜っやっぱり

エレ「そう、怒らないでやってくれ

   これは、私の独断からくるものだ・・・。

   すまなかった

透明「はぁ〜っ・・・もう良いですよ

ちび「と、透明どういうこと

透明「う〜んと・・・

   どこから説明すればいいかなぁ〜

   ちびにゃは自分の魂の形ってわかる

ちび「う〜と、こんな形

透明「そうそう私の世界では、この魂の形

   宝珠というんだ

ちび「ほうじゅ

透明「まあ、そのことを知っている人は少ないんだけど

   この宝珠の形・・・つまり魂は、捻れた形で

    12のパーツに分かれる
ようにできている

ちび「えった、魂って分解できるの

透明「まあ、12のパーツ全てを揃えて魂って

   言うんだけどね

   そして、この12のパーツの1パーツも

   10に分けられる
ようになっている

   そんで、こちらの世界に修行に来る時には

   11パーツを全部もって降りてくるって

   ことなんだよ

ちび「えっ11だって、魂は12って

透明「あっごめんごめん

   12パーツの内の1パーツは

   霊界に残しておくものなんだ


   要するに、魂の引かれ合う力を利用して

   霊界に帰る時に、道を間違えないように

   する為の、保険みたいなものかな


ちび「ううっ・・・混乱してきた・・・。

透明「あははっ

   まぁ要するに魂というのは、12のパーツ

   全てが記憶媒体みたいなものなんだ

   つまり、一回の修行で培った経験や感情など

   様々な情報を蓄える事ができるものと

   思ってくれればいい

   そして、一度の人生で得られる情報は

   魂の1パーツにも満たないとされている

ちび「

透明「つまり、11のパーツを持っていっても

   一人生で10.6ぐらいの空き容量があるまま

   霊界に戻ってしまうんだ


   そして次の転生の時には、情報が入っている

   パーツは霊界に置いて行き、また11パーツ、

   次は10パーツ、9パーツといった具合に

   転生を繰り返してゆく

ちび「ちょ、ちょっと待って

   そんなんじゃ、魂って転生するたびに

   スカスカになっちゃうじゃん


透明「そこは安心して最初の11パーツの時には

   パーツ一個分の隙間ができる

   ここを埋めなければ、魂としては成立しないから

   そこを埋めてくれる人がいるんだよ

ちび「

透明「その存在が守護霊様

   要するに、私達と一心同体の状態で

   私達を守護してくれる方の魂パーツが

   隙間を埋めてくれるということなんだ

ちび「ジールか

透明「この世界ではそう言うんだね

ちび「で、でも、11回とか転生すると、

   ジールでも埋められないんじゃないの

透明「そうだね

   守護霊様が何人かつくことはあるけど、

   それだけ転生すると限界があるよね

   そこで、登場するのが分け御霊

   まぁ分け御霊も2つの種類があるのだけど、

   転生を繰り返し、魂の器がスカスカに

   なっている場合は、まずは同じように

   転生を何度か繰り返した他者と話し合って

   同じ修行をする条件で、一人分の魂を

   構成することがあるんだ


ちび「つまり、一人に2人とか3人の魂が

   入っているということ

透明「そうそう

   でもこれは、珍しくも何ともないし、

   ほとんどの人がそうするんだ

ちび「そ、そうなんだ

透明「そして、もう一つの分け御霊の解釈だけど・・・。

   ちびにゃは、さっき言ったことで

   疑問が残ったんじゃない

ちび「えっあっうん

   さっき、一回の人生で得られる情報って

   0.4しか使わないって言ってたでしょ

   でも次の転生で、使った1パーツは置いて

   行かないといけないから、残りの0.6

   もったいないなぁ〜って・・・。」

透明「そこで、登場するのも、分け御霊なんだ



      次のページに続く



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