占い師の日記

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いちの響と全の理・6

2023年10月05日 08時00分00秒 | 鑑定139(道を知る者)-鑑140(アガるもの)
いちの響と全の理・6


平澤 圭吾くん、当時28歳

彼の家は、母1人 弟3人 妹2人の

大家族
で、お父さんを早くに亡くし

お母さんが朝から晩まで働いて子ども達を

養ってくれていたとのこと・・・。

キョウダイの世話は平澤くんが一人でしてきた

らしいのだが、成人して働きだした平澤くんは

お母さんに楽をさせてあげようと一生懸命働き

お母さんも徐々に家にいられるようになったのだが

ある日、平澤くんの勤める工場で

会社のお金が紛失するという事件が起こり、

お金に困っていた平澤くんが真っ先に

疑われることに・・・

警察の事情聴取を受け、無実であるということは

証明された
のだが、犯人は依然として見つからず

工場の中の人は工場長を含め、未だに平澤くんを

疑っており、肩身が狭い想いをすることになる


そんな事がありながらも、仕事を辞めるわけにも

いかない平澤くんは、その工場で一生懸命働いたのだが

給料を下げられたり、未払い期間が増えるなど

ドンドン追い込まれてゆく・・・

最初はそれが自分に対しての嫌がらせだと

思っていた平澤くんだったが、どうも周りの

工場で働いている人達にも同じことが起こっており

工場内では、お金が盗まれたせいでこうなっていると

ますます平澤くんへの当たりが強くなっていった・・・。

しかし、そんなある時、工場の経営者が夜逃げをし、

工場の売上や金目のものを全て持って行ってしまった為

その月の給料や未払い金も払われないことに

工場が潰れてしまったという事実に向き合えない

人達は被害の矛先を平澤くんに向け、平澤くんは

暴行を受けしてしまう・・・

この時、誰かが通報してくれたお陰で警察が出動し

大事には至らなかったが、平澤くんの心には

大きな傷が残ってしまった


その後、工場のお金が盗まれたのも工場経営者の

自作自演
だったことがわかったのだが、

平澤くんに酷い事をした者はダンマリを決め込み

謝罪もなく、ただ職を失った自分だけが残ったとのこと

そこからは、色々な職を点々とするが、

最後に勤めた会社の先輩に「うまい話がある

と持ちかけられ、借金を背負ってまで

個人事業を始めたが、その元締めの会社も

忽然と消えてしまう


平澤くんは、会社の先輩に詰め寄るが、

会社の先輩も「俺も被害者だ」と言い、

平澤くんに掴みかかり、そのことが会社で

大事となってしまい、二人は解雇されてしまう

解雇され、冷静になった平澤くんも自分の手に

何も残らず、借金だけが残っていることに気づき、

保険金で借金を返して、家族に迷惑をかけないように

自殺をしようと考えたらしい


平澤「・・・あの時、電車に飛び込むの・・・

   止めてくれてありがとうございます

   あなたの言うように、電車に飛び込んでいたら

   もっと家族に迷惑をかけるところでした・・・。」

透明「・・・・大変だったね

   付け焼き刃のことしか言えないけどさ、

   君が生きていてくれて本当によかった

平澤「

透明「そう思っているのは、私だけじゃなく

   君の大切な家族も同じだと思うよ

平澤「ううううううっ・・・・


駅構内では、次の電車のアナウンスがこだましていた



           続く・・・。



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コメント (4)
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