真夏の怪談・・・三話目(事故物件)・9
室内現場、苦手な人は閲覧注意
部屋に近づく私を見た「何か」は警戒したのか
顔をすっ込め、部屋へ入ってゆく
透明「ふむっ・・・。
(今のは見た目、小さい子供のように
見えるけど大人の普通の霊だったよなぁ)
二人とも、そのままそこで
待っていた方が良いと思うけど、
どうする」
久保「」
華原「そ、そうしま」
久保「い、いきます」
久保さん・・・声裏返ってるけど
う~ん・・・久保さんはまだ私のこと
怪しんでるのかそれとも自分の目で確かめないと
気が済まない性格なのかちょっとわからんが
入るのであれば、ある程度は覚悟して
もらわないといけないな・・・。
透明「華原さんどうします」
華原「・・・・い、行きます」
透明「それじゃぁ~1つ約束してくれるかな」
華原&久保「」
透明「中に入ったら、何があっても声を出さないこと
それと、合図をしたら息を止めておくこと
できるかな」
華原「は、はい」
久保「わ、わかりました」
透明「それじゃぁ~行こうか」
二人に約束を取り付け、私達は部屋の扉を開く
華原「」
久保「うっ」
透明「・・・・・。」
部屋の中は、生臭いような強烈な臭いが充満している
透明「まあ、こういうのはよくあるよね」
華原&久保「・・・・。」
よしよし問いかけとも取れる言葉に
反応しないということは、ちゃんと
約束を履行できるという合図だ
透明「(そういえば、悪臭の原因は
お風呂とか言っていたっけ)」
私はお風呂場を覗くことに・・・。
お風呂場の扉の前に立ち、扉を開けてみる
華原「ぐっ」
久保「うっ」
透明「うわ~っ・・・・」
何と目の前には湯船から半身がでて
洗い場に顔がついた状態で物凄い量の
血液が首筋から流れでている男性が
もちろん、これはビジョンでしかないから
本物の死体というわけではないのだが
一瞬見えてしまった二人は、当然
目を両手で覆い、その場にへたり込んで
しまっていた・・・。
透明「(しかし、ここまで鮮明ということは
このビジョン君のでしょ)」
と自分の中にいる邪霊に問いかける。
邪霊「(ううっ・・・。)」
自分の最後の姿を別視点から見た邪霊も
流石に反応してしまう・・・
そんなお三方の様子を見た私は
室内現場、苦手な人は閲覧注意
部屋に近づく私を見た「何か」は警戒したのか
顔をすっ込め、部屋へ入ってゆく
透明「ふむっ・・・。
(今のは見た目、小さい子供のように
見えるけど大人の普通の霊だったよなぁ)
二人とも、そのままそこで
待っていた方が良いと思うけど、
どうする」
久保「」
華原「そ、そうしま」
久保「い、いきます」
久保さん・・・声裏返ってるけど
う~ん・・・久保さんはまだ私のこと
怪しんでるのかそれとも自分の目で確かめないと
気が済まない性格なのかちょっとわからんが
入るのであれば、ある程度は覚悟して
もらわないといけないな・・・。
透明「華原さんどうします」
華原「・・・・い、行きます」
透明「それじゃぁ~1つ約束してくれるかな」
華原&久保「」
透明「中に入ったら、何があっても声を出さないこと
それと、合図をしたら息を止めておくこと
できるかな」
華原「は、はい」
久保「わ、わかりました」
透明「それじゃぁ~行こうか」
二人に約束を取り付け、私達は部屋の扉を開く
華原「」
久保「うっ」
透明「・・・・・。」
部屋の中は、生臭いような強烈な臭いが充満している
透明「まあ、こういうのはよくあるよね」
華原&久保「・・・・。」
よしよし問いかけとも取れる言葉に
反応しないということは、ちゃんと
約束を履行できるという合図だ
透明「(そういえば、悪臭の原因は
お風呂とか言っていたっけ)」
私はお風呂場を覗くことに・・・。
お風呂場の扉の前に立ち、扉を開けてみる
華原「ぐっ」
久保「うっ」
透明「うわ~っ・・・・」
何と目の前には湯船から半身がでて
洗い場に顔がついた状態で物凄い量の
血液が首筋から流れでている男性が
もちろん、これはビジョンでしかないから
本物の死体というわけではないのだが
一瞬見えてしまった二人は、当然
目を両手で覆い、その場にへたり込んで
しまっていた・・・。
透明「(しかし、ここまで鮮明ということは
このビジョン君のでしょ)」
と自分の中にいる邪霊に問いかける。
邪霊「(ううっ・・・。)」
自分の最後の姿を別視点から見た邪霊も
流石に反応してしまう・・・
そんなお三方の様子を見た私は
一度扉を閉め部屋の方へ・・・。
一般的に事故物件に複数の霊がいる場合
まず疑うのは、その場で亡くなった人を
迎えに行くために、一時的に霊道が
その場に走ってしまうこと・・・。
これは第一話でもお話ししましたが、
霊道は死者をあの世に運ぶ為の道として
その地域の霊道が枝分かれし迎えに行くのが
一般的です
(お墓周りに霊道が走っているのは
こういう理由がある為で、風水でも
お墓周りの土地は注意する
という理由にもなっています)
その上で、その霊道にその人の魂が入れば
その場から本線に戻り、元通りになるのですが、
もし迎えに行った本人が霊道に入ることを
拒否してしまえば、いつまでも
その場に霊道が通り続けてしまうため、
別の霊や思念が休憩場所として残ってしまう
ことがあるというわけです
透明「(でも、おかしいなぁ・・・
さっきマンション近辺を視たけど
霊道が走っているようには
視えなかったんだよなぁ)」
続く・・・。
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是非ごらんください
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こういう話を見聞きするとやっぱり新築がいいのかぁ、、、って思ってしまう‼️
なるほど~。霊道にはテンポラリーとパーマネントの両方があり得るということか。お墓の話出てますけど物件選びで問題になるのは隣接地は論外としてどの位の距離離れたら一応OKになるのか分かるとありがたいですね。寺や墓地があった跡地に新築のマンションが建つという例をいくつか知ってますけど単なる事故物件どころの話じゃないですよね。
今でもよく見るドラマ「高校教師」 1993版の7話でこのケースと同じような血だらけのバスタブに浸かっての場面がありましたね。現在ドラマであんなにリアルな描写したらクレームの嵐でしょうけど。
それとこれは実話ですが比較的最近、知人の高齢女性が亡くなりました。自宅の風呂場の中で死んでいたのですが事件や事故などではなく病死らしいです。1人暮らしだったので発見されるまで死後2~3日経っていたそうです。葬式には行きませんでした。安らかな死に方でない場合行かないことにしています。霊的に怖いので。自然死でも発見まで時間がかかっているのは霊的には立派な事故物件だと思うのですが。
お陰様で心して読めました
邪霊さん一緒に来たのね
部屋の中に入ろうと思ったお二方
最後まで見届けたいと
思われたのかな
私、職場で夕方から夜にかけて
通らないといけない場所が
あるんですけど そこを歩く時、
なぜか息止めてます
ナンカ カンケイ アルノカナ
お墓周りの土地に注意
昔、新築ですが裏がお墓の家に
住んでました
あんまり‧‥
てか良い思い出はありません
んーーまだクリアじゃない
この世に残っている霊皆さんが
迎えにきた霊道に入れる日が
来たら良いのにね
なんと霊道ってそうやって出来るのですか!!
自分が逝くときはさっさと旅立って、生者に迷惑かけないしたいものですね。😌
そう言えば昔勤めていたホテルが数年に1度単位で飛び降りや首吊りなどの自殺客が泊まりに来ることがあり、今にして思うと霊道が出来てたんだなと納得。
私以外にも幽霊が視える様になってしまった人が続出してたけどみんな気にせず仕事してました(笑)
お墓近くの土地は注意なのですね。
今、墓地まで直線距離で50M弱のところに家建ててますが、今のところ霊道の類は通ってなさそうです。
これくらい離れれば大丈夫なのかな?
立地はかなりの日当たりで全方位明るく、植物がよく育ちます。
見た感じ奥の家は大丈夫そうで、墓地が道路挟んで向かいにある家は暗そうな印象を受けるから15M以内にもなれば流石に注意がいりそうですね。
実際のところどうなんでしょうかね。😌
自分の最後の姿見たらショック受けちゃうかぁ( ̄▽ ̄;)
お墓周りの土地…
親戚から継ぐことになる家がお墓の隣。
お墓参りしたり、横の道通ったりで馴染みがある?から気にはならなかったけど霊道通ってたりして💦笑
自分なら見たいと思はないし、臭いの時点で入室できないです。お二人、凄い。
霊道は、よく分からないですが、分かったらやっぱり凄く怖いです。
ただ、以前に行った中国旅行の最終日が幽霊ホテルで… 涙
吹き抜け2階から沢山の(元)人がロビー1階を見下ろしていたり、泊まった部屋にも撃たれて死んでるままの姿の男性が椅子にいたりで、凄く嫌でした。身体が辛くなる…
安いツアーの「それなり」に納得でした。
自分は臭いは…嫌なんです。
今回のブログを読んで、そこが鈍い自分でヨシッと思いました。
ムダな好奇心でグロ耐性はあるものの、痛かったろうな、悔しかったろうなと読み進めなくなって、家の片付けやって(私なりの対処方法)落ち着かせて再読
一緒に来てもらうはずが、入るのにまた再確認するあたり、先生やっぱり優しいなあ
職業や環境によっては立ち会わなきゃならない場合もあるけれど、一般的には見ないですむなら見ない方が
事故物件避けたい感覚は確かに正しい
忌避感もまた死者と生者を分かつ大切なものなんだろう
ただ他人だと怖いけれど、家族やふだん知っている人だと、たぶん怖くない気がする
事故物件に住める人もいるわけだし、亡くなる理由や亡くなったあとの状態の情報だけでは、危険か、いや案外大丈夫な事故物件か、見極め難しそう
人の想いは単純じゃないもんなあ