陣と盾・１１

陣と盾・１１


しばらくして、陣と巫女さんが

お茶を入れて戻ってくる

私もそれに続き、応接室へ・・・。



　陣「お待たせいたしました」

巫女「どうぞ」

女性＆男性「・・・・。」

先生「あっ、ど、どうもすみません」

記者「・・・お茶菓子とかないの」

巫女「あっ、ただいまお持ちします」


ちょっと、血管が切れそうなんだけど

落ち着け～透明


透明「ふ～～～～っ・・・・はぁ～～～っ」

記者「」


お茶を配り終え、奥の部屋からお茶菓子を

持ってきた時点で、話し合いが再開する。



女性「それで・・・・・宮司様は、

　　　どうするおつもりですか」

　陣「と、申しますと」

男性「宮司さんさぁ～察しが悪いなぁ～

　　　責任だよ責任」

　陣「ふむっ・・・責任ですか」

女性「私達といたしましても、子どもが怪我を

　　　させられたのですから、地域の代表として

　　　公に謝罪はしていただきたいと思っております

　　　幸い、地域の記者の方もいらっしゃるので

　　　今回の失態に対しての謝罪文の掲載は

　　　必要だと思っております」

男性「まあ、宮司さんも災難だよなぁ～

　　　巫女さんのやったことで責任取らされるんだから

　　　たまったもんじゃないよなぁ

　　　でも、宮司といやぁ～この神社の責任者だ

　　　上が責任を取るのは、どの業界でも当たり前

　　　のことだからさぁ～」

　陣「なるほど

　　　当方の神社内での出来事ですので、

　　　私が取れる責任は務めさせていただきます

　　　しかし未だ事実確認が取れておりませんので

　　　怪我をされたお子さんとご両親との

　　　お話し合いをさせていただいてから

　　　責任の果たし方を決めさせていただければ

　　　と思っております」

女性＆男性「」



うん毅然としているね

さすがに神社内だと頼りになる宮司さんだ

しかし、この人達、何をもってすれば

納得できるんだろう



　　　　　　　　　　　　続く・・・。

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