見えざる心・鑑定４８ー１

見えざる心




透明「次の方～どうぞ～」


今日は朝から満員御礼

少し休みをいただいた分、張り切って

頑張らねば～

そんなこんなでヘバリ気味で鑑定を

こなしてゆく・・・


PM１９：００


透明「もうこんな時間か～

　　　後何人だ」


予約表を片手に、一息つく・・・


　　　　「カランカラン」


透明「ふ～っ　もう一踏ん張り

　　　頑張ろう～」


早速、席を立ち玄関に迎えにゆく・・・。


伊崎「トントンガチャ　こ、こんばんは～」

透明「あっど、どうぞ　入ってください」


玄関まで迎えに行こうとした私は、

次の鑑定の方と扉の前で鉢合わせ

慌てて、机にもどる・・・。



鑑定ファイル４８


伊崎　摩耶(いざき　まや)さん　５７歳　主婦


透明「こんばんは　初めまして透明と

　　　申します」

伊崎「あっ　す、すみません

　　　伊崎　摩耶と申します

　　　・・・先生が、こんなに若い方だと

　　　思わなかったんで　すみません」

透明「あははははっ　よく、お付きか弟子に

　　　間違われるので・・・あははははっ

　　　(はぁ～っ・・・私って、そんなに

　　　　威厳ないのかな～)

　　　紹介者の方からは、特に何も聞いて

　　　いないのですが

　　　今日は、何を見ればよろしいですか」

伊崎「あっ　はい・・・実は・・・

　　　息子のことで・・・。」

透明「息子さん」

伊崎「はい・・・恥ずかしい話なのですが

　　　息子は今、２５歳で・・・その～・・・」

透明「・・・大丈夫信用してください」

伊崎「は、はい実はまだ、仕事もせず、

　　　家にいて・・・部屋からあまり出て来ない

　　　状態で・・・。」

透明「・・・引きこもりと言うことですか」

伊崎「・・・はい」

透明「息子さんは、いつ頃から」

伊崎「２年前くらいでしょうか・・・。」

透明「引きこもりはじめたことに

　　　心当たりはありますか」

伊崎「い、いいえ　突然のことで、

　　　私には、さっぱり・・・。」

透明「なるほど・・・。」




今回の記事は、うつ病や引きこもりの方に

向けて、記事を書きたいと想います

うつ病や引きこもりは、現代病のひとつです

正直、かなり難しくデリケートな問題なので

色々なご意見があるとは思いますし

厳しいことも書かざるをえなくなると想います

この問題は症例も様々なことから、

今回の鑑定ファイルで全てが解決することは

難しいかもしれません

ですが、この難しい問題を書く以上

私なりに皆さんのお手伝いができるように

必死に頑張りますので最後まで読んでみてください





　　　　　　　　　　　　　　続く・・・。




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