Sakana no Sanaka

沖縄本島テキスト系ダイバーの一考察

上り調子…(アオギハゼ)

2015-12-07 18:30:35 | ハゼ科

天気は上り調子でしたが、体感ややヒンヤリだった本日のやんばるです。

明日は日差しと風がせめぎ合うそうで、ぜひ日差しにガンバってもらいたい…。

風は北~北東。曇のち晴れ間。

〈ハゼ科ハゼ亜科ベニハゼ属アオギハゼ Trimma caudomaculatum 15年11月4日 沖縄島安和〉

画像は幼魚。

まだ透明感が残ってる個体。

学名種小名は『尾部に斑点のある・しみのある』って感じかな。

画像の幼魚にもすでに見られますが、尾鰭基部に暗色班あり。

でも学名種小名のラテン語は別の意味にもとれたり…

それは『尾部に覆輪のある』って感じ。

覆輪とは、花びらや葉の外縁部分が、地と違う色で縁取られているもののこと。

画像幼魚にはまだないけれど、成魚では暗色班の外側に紫系や黄色というか金色系の色彩があったりしますから、こっちの方がしっくりしてしまったり。

さらに覆輪は、甲冑・鞍・太刀などを金・銀・錫などで縁取りし、飾りや補強としたもののことも。

こっちの方が断然格好良くていいなぁ。尾鰭が刀の鍔に見えてきたり…。

あるいは覆輪は、女性の着物の八つ口・ 袖口を別布で細く縁どったもののことも。

艶やかな感じにもなってきたり…。

 

コメント
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